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金物の街・燕市にある金属加工会社。町工場の時代から培ってきた研磨の技術を活かして、ステンレスや銅を中心としたテーブルウェア・キッチンウェアを手がけている。

アサヒ 企画から金型作製、製造、研磨まで一貫生産

洋食器を中心に手がける金属加工会社

燕市は、全国的に知られる金属製品の製造が盛んな地域。アサヒはそんな金物の街で、1970年に創業した金属加工会社だ。主にスプーン・フォーク・カップなどのテーブルウェア、ケトル・鍋などのキッチンウェアを製造している。「もともとは町工場から始まったんです。当時はスレンテスのスプーンやフォークくらいでしたが、時代のニーズに応えながらラインナップを増やしてきました」と、専務の田中宏亜さん。加工素材も、ステンレス・銅に加え、近年はチタンや真鍮なども取り扱うようになってきた。中でもカトラリー「ボヌール」は、同社を代表する商品。どんな食器ともマッチする、シンプルかつ重厚感のあるデザインが特徴だ。ミラー仕上げの美しい見た目からも研磨技術の高さが伺える。

研磨を極めた職人技

アサヒは、企画から金型作製、製造、研磨まで一貫して生産をしている。特に得意とする工程は、町工場時代から受け継がれてきた研磨作業。専門の職人が一つ一つ手作業で行なっている。中でも銅製品の研磨はとても繊細で神経を使うという。銅は湿気で色が変わりやすいため、非常に扱いづらいからだ。さらに、金属の中でも特にやわらかいのが特徴。ちょっとした衝撃で形が変わったり傷が付いたりする。熟練の職人技が求められるのだ。

ピーターラビットのスプーンが大ヒット

アサヒは、創業以来、「時代のニーズを的確に読み取り、ダイレクトにカタチにする」をモットーに掲げてきた。そんな同社を代表する製品の一つとして挙げられるのが、ピーターラビットのキャラクターが描かれたカトラリーだ。誕生したのは1970年頃。当時、ピーターラビットは、世界中でベストセラーとなっていた。そこに着目したのが、株式会社アサヒである。「ピーターラビットを自社のスプーンに取り入れたい」。そんな思いで、版権を持った会社に直談判したそうだ。「最初は断られたそうです。諦めずに何度も交渉した末に、ようやく実現したんですよ」と、専務の田中さん。その時代、キャラクターグッズがほぼ無かったこともあり、ピーターラビットのかわいいスプーンは大ヒットしたという。さらに、絵本シリーズとして、2014年には「リサとガスパール」のカトラリーも開発。いずれも贈り物として人気を集めている。

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生産者紹介

専務:田中宏亜
専務田中宏亜

燕市出身。群馬の大学を卒業後、2000年に地元にUターンし、父親が代表を務める株式会社アサヒに就職した。製造現場で洋食器の作業工程を一通り経験し、現在は専務として会社経営に携わっている。「金属加工業界も高齢化が進み、職人の減少が問題になっています。弊社も内製に力を入れながら、金物の街を支える企業の一つとして、ものづくりを続けていきたいですね」と、力強く語った。

店舗詳細

店舗名称 アサヒ
住所 新潟県燕市燕610