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1927年創業の老舗菓子店。看板商品の「たなべのかりん糖」は、特大サイズで知られる一品。水飴と黒糖をたっぷり使い、職人の手で一本ずつ丁寧に手作りしている。

田辺菓子舗 たなべのかりん糖は加茂市を代表する菓子

加茂市名物!ビッグサイズのかりん糖

加茂市にある田辺菓子舗といえば、名物「たなべのかりん糖」で知られる菓子店だ。1927年の創業以来、作りつづけてきたこの商品は、一本あたりの大きさがなんと10cmほどもあるというビッグサイズ。初代が「印象に残ること」を追求した結果、これほどまで大きくなったそうだ。さらに、黒蜜をたっぷりと使い、厚めにコーティングしているのが印象的だ。しかし、とてもインパクトのある見た目とは裏腹に、その味わいは、後を引かない優しい甘さと、しっとりとした食感に仕上がっている。
美味しさの秘密を社長・白井さんに伺うと、「黒蜜で味付けしていることと、自然乾燥させることがポイントです」と教えてくれた。かりん糖といえば、機械による大量生産で味付けするのが一般的。その点、「たなべのかりん糖」は、その大きさから機械製造に適さず、一本一本を職人が手作りしている。そのため、昔ながらの黒糖を、しっかりムラなく丁寧に塗ることができるのだ。さらに完成した後は、自然乾燥で一晩かけてゆっくりと水分を抜いていく。すると、内部に程よく水分が残り、しっとりとした食感が生まれるという。

社員一丸となっての販路拡大。地元名物として一躍有名に

いまでこそ、「たなべのかりん糖」は帰省・旅行の土産品として人気を集め、「加茂市の名物」となっているが、最初から店の看板商品だったわけではないという。創業当初の田辺菓子舗は、いわゆる町の菓子店で、主に冠婚葬祭用の菓子を作っていた。当時、自宅で結婚式を挙げる家庭が多かったことから、注文を受けた菓子をお宅まで運ぶサービスも提供。おかげで、注文が殺到するほど忙しかったそうだ。しかし、時代は移り変わるもの。2代目に代替わりする頃には、冠婚葬祭の需要が激減していたという。
このピンチを打開すべく、2005年、田辺菓子舗は経営方針を大きく転換。これまで主事業としてきた冠婚葬祭用の菓子製造を止め、創業以来、根強い人気を誇っていた「たなべのかりん糖」の一本で勝負することを決意したのだ。社運をかけたこのプロジェクトに際し、菓子職人を増員。社員一丸となって、懸命に営業努力を重ねた結果、スーパーや土産品店など、多くの店で取り扱われることになった。店頭に置いてもらえる機会が増えたことで、だんだんと認知が広がり、その美味しさも相まって、現在では加茂市の名菓として知られるようになったのだ。

  • 田辺菓子舗
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生産者紹介

社長:白井栄益
社長白井栄益

新潟市出身。地元の高校卒業後、鉄鋼関係の仕事を経て、長岡市の菓子メーカー岩塚製菓に就職。30年間、せんべいの製造業に携わる。2015年、加茂市の田辺菓子舗の事業継続を任され、前職の菓子製造の経験を活かし、製造と販売を担当。2017年、社長に就任する。この時すでに、「たなべのかりん糖」は、同市では誰もが知る人気商品となっていた。「伝統の味を受け継ぐプレッシャーはあるが、知名度をさらに高めるために頑張っていきたい」と語っている。

店舗詳細

店舗名称 田辺菓子舗
住所 新潟県加茂市若宮町1丁目5−1