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渡辺酒造店の米作り部門として設立された、株式会社根知ライスファーム。稲作に最適な自然環境に合わせた農法を実践し、高品質な酒米やコシヒカリを生産する。

根知ライスファーム 一番品質のいいときに、適宜、稲を刈り取る

米作りを通じて、美しい根知谷の棚田を次世代に残す

株式会社根知ライスファームは、糸魚川市にある「渡辺酒造店」の米作りを担う農業法人。渡辺酒造店で醸造する日本酒に使う酒米(五百万石・越淡麗)や、自社で販売するコシヒカリを生産している。自社栽培を開始したのは2003年。以前は、酒蔵のある根知地域の契約農家から酒米を仕入れていた。しかし当時、地域全体の過疎化や高齢化、農家の後継者不足による契約農家の減少という課題があった。「今後も安定的に根知谷産の高品質な酒米を入手するにはどうしたらよいか」と考えた代表の渡辺さんが、個人で酒米の栽培に取り組み始める。その後、離農した元契約農家から田んぼを引き受け、徐々に生産規模を拡大。現在では、15haの面積の田んぼで、酒米やコシヒカリの栽培に取り組んでいる。米作りの根底にあるのは、「根知谷の、緩やかな傾斜地に広がる田んぼの美しい景観を次世代に残していくこと」。米作りを通して、地域振興の成功例となることを目指し、後進の育成にも積極的に取り組んでいる。

根知谷の自然環境を生かした米作り

根知ライスファームがある根知谷は、糸魚川市の中心部から長野県寄りに位置する山間地。日本百名山の一つ「雨飾山」から流れる根知川に沿って、東西に開けた緩やかな傾斜地である。また、3月下旬まで平地でも雪が残っているほどの豪雪地帯のため、雪解け水が潤沢な地域。「米作りをする上では最適な環境」と渡辺さんは語る。米作りで一番重要視しているのは、「根知谷の気候風土に合わせた農法に取り組むこと」。根知谷は、朝方に山から海へ、昼間に海から山へ一定の風が吹く。そのため、農薬の使用を最低限に抑えても、病害虫からの被害を受けにくい。また、土壌も粘土質のため、養分の保持性にも優れている。この、根知谷の特性を熟知し、農薬や肥料の使用をおさえて収穫されたコシヒカリは、甘み・うまみのバランスの良い米になるのだ。

  • 根知ライスファーム
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生産者紹介

代表取締役:渡辺吉樹
代表取締役渡辺吉樹

糸魚川市出身。根知ライスファームの代表を務め、同社の母体である渡辺酒造店の6代目も務める。大学卒業後は、都内の金融商社に3年ほど勤め、営業から管理まで幅広く経験した。1987年4月に、結婚を機に地元へUターンし、奥さんの実家が営む渡辺酒造店へ入社した。入社後は、酒造りから、米作りまで一通り行ってきた。米作りでは、根知谷の気候風土をどれだけ理解し、農業技術を気候風土に合わせられるかを日々追求している。「根知谷で生活しても生活基盤を維持できるような仕組みを作っていきたい」と、意気込みを語る。

店舗詳細

店舗名称 根知ライスファーム
住所 新潟県糸魚川市根小屋1197-1