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皇室献上米にもなった有機栽培米やメディアに多く取り上げられている杵つき餅を作る農業法人。農業の6次産業化にも取り組み、地元胎内市を盛り上げている。

有限会社 中条農産

安心・安全・健康第一の人と自然にやさしい米作り

平成6年3月に創業した中条農産は新潟県の北部、胎内市にある。家族経営を脱却し、地域一体となって農業を行おうと一農家が立ち上げた農業生産法人だ。海にも山にも恵まれた自然豊かな胎内の土地で、安心・安全・健康を掲げた米づくりを主とする、こだわりの農業を行っている。 米は化学肥料を使わずに油かす、骨粉、魚粕を混ぜた有機肥料だけで作られており、水田に引き込むのは、飯豊連峰から流れ出るミネラル豊富な雪解け水。合鴨農法によるJAS有機栽培にも取り組み、平成11年には無農薬JAS有機あいがも栽培米が県知事賞を受賞し、皇室献上米にもなった。また、環境にやさしい農業を推進する国の認証機関であるエコファーマーも取得。美味しさも、安全性も折り紙つきの米を栽培している。

加工・販売を手がける地域を守る農業

平成9年に開始した餅の加工には、もち米の最高品種として知られる自家栽培の「こがねもち」を100%使用。「こがねもち」の生産から餅の加工に一貫して取り組んでいる農家は珍しい。中条農産がこだわるのは昔ながらの味わい。食品添加物を使わず、米本来の甘味を味わうことが出来る餅を目指している。どっこん水(飯豊山の雪解け水)で育てた「こがねもち」をせいろで30分蒸し、およそ3分間200回ほど杵でつきあげて製造している。この杵つき餅は、密度が高く粘り強く仕上がるのが特徴。また、豆もちや草もち、ごまもち等ラインナップも豊富で、中でも「杵つき白もちセット」は数多くのメディアで取り上げられたことがある看板商品だ。切り餅だけでなく「スティック餅」などの新商品の開発にも積極的に取り組み、おかきの加工や販売も行っている。

中条ブランドのこれから

中条農産は、お客様に”新鮮で本物の味”を味わってもらいたいという信条のもと、生産から加工、販売までを一貫して取り組み続けている。農業の6次産業化も推進しており、新商品の開発に積極的だ。お客様に美味しさを届けるのはもちろんのこと、その上で中条ブランドを広め、雇用の受け皿となり地域社会に貢献することを目指している。それは、伝統を次の世代に伝え、新潟のシンボルとしての米、ひいては米作りを盛り上げていくためでもある。「地域を守ること」が中条農産の目標だ。

  • 有限会社 中条農産
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生産者紹介

代表取締役:佐藤隆史
代表取締役佐藤隆史

胎内市中条出身。農業高校、農業大学校を卒業後、富山県での研修を経て中条農産に入社。研修では200町(約200ヘクタール)の大規模農業経営を経験した。農業は天候に左右されるため、作物が自然災害に負けないように手助けすることが必要なのだと佐藤さんは語る。自然を相手にする難しい仕事だが、お客様の「美味しい」と言う声が何よりの励みになり、やりがいを感じることができると語る。佐藤さんは昨今の農業において、離職率が高いことを問題として捉えている。何のために農業をしているのか、その目標を明確にし、やりがいのある農業社会を目指すことが重要と考える。そのために農業の6次産業化に注力し、新商品の開発に挑みながら中条という地域のブランド強化を目指す。また、地域の雇用の創出に貢献するべく取り組みを続けている。

店舗詳細

店舗名称 有限会社 中条農産
住所 新潟県胎内市宮瀬1946-2
営業時間 8:00~17:30
定休日 土日祝