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地域農業を支援する魚沼農耕舎は、JA北魚沼GAP部会の参加農場。山間地に広がる北魚沼の自然を生かし、美味しさと食の安全を追求した米・そばを栽培する。

魚沼農耕舎 広大な北魚沼地域にある農家を支援する

北魚沼地域を代表して美味しさ・食の安全を追求

魚沼農耕舎は、新潟市魚沼市北部の農家を支援する一般財団法人。170件以上の農家から依頼を受け、田植えや稲刈りといった作業を代行するほか、自らも100ha近い田畑を管理している。この経営面積は、広い魚沼地域でも最大級の大きさだ。また、魚沼地域の米栽培に適した自然環境を生かして美味しさを追求することに加え、食の安全・環境保全にも配慮してJA北魚沼GAP部会に参加。農業管理基準「JGAP認証」を取得している。土壌・水・肥料といった農業に関わるさまざまな要素の管理に加え、作業・生産農場の記載、作業員への衛生指導の徹底など、多くの高い審査基準をクリアしている。

定番から希少品種まで幅広く稲を栽培する

魚沼農耕舎はさまざまな需要に応えるべく、計5品種もの米を栽培している。まずは、日本一のブランド米「コシヒカリ」と、もち米の王様と名高い「こがねもち」。どちらも栽培が難しいとされていたが、長きにわたる試行錯誤の末に安定した栽培体制を確立した絶品米だ。次に、多収極良食味が人気の業務用米「つきあかり」と、コシヒカリを改良した品種「ミルキークイーン」。いまや定番となったコシヒカリに代わり、価格や味わいの差別化が求められる中で台頭してきた品種たちだ。最後に、とてもめずらしい品種の「和みリゾット」。イタリア原産のカルナローリという米を交配して生まれた品種で、粒の長さ・大きさ・硬さがリゾットにぴったりだ。研がずに炒めてからスープで炊くと、歯ごたえのあるアルデンテに仕上がり、イタリアンレストランにて提供されるようなリゾットを食べられると人気を集めている。

新たな特産品「そばパスタ」作りにも挑戦

魚沼農耕舎は管理する農地が約100haにも及び、広大な大地を生かして米のほかにも「そば」を栽培している。魚沼地域のような、小さい河川が多くある山間部には霧がよく発生する。この自然環境こそ品質の高いそばを収穫できる条件だ。当初は地域の飲食店に卸していたが、管理委託される耕作面積が増えるにつれ、魚沼農耕舎自ら販売する必要が出てきた。そこで、自社製粉したそばの実を使った新商品「魚沼そばパスタ」を考案。実の中でも特に風味の強い部分を使い、パスタ用のソースに馴染む美味しさに仕上げた。魚沼の新しい特産品となるよう、販売にも力を注いでいる。

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生産者紹介

代表理事:金子芳博
代表理事金子芳博

神奈川県出身。高校時代はボーイスカウトとして活動し、自然を肌で感じることに魅力を感じる。大学卒業後は横浜市で会社員として勤務するも、高校時代に感じた豊かな自然の魅力を再認識。新潟県農業大学校へ入り農業について1から学ぶ。その後、新潟県魚沼市広神地区の農業公社へ入社。主に水田の農作業に勤しむ。その後、勤めていた公社が他2地域の農業公社と合併し、「魚沼農耕舎」が設立。理事に就任し、現在は代表理事を務めている。季節の変化によって移りゆく新潟の自然に大きな魅力を感じ、美しい景色や地域農業を守りたいと決意。10年後の魚沼地域の在り方を考え、農地保全や技術の指導・発展に挑戦している。

店舗詳細

店舗名称 魚沼農耕舎
住所 新潟県魚沼市須原20-5