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自然豊かな上越市三和地区の農業法人。米や野菜のほか、しいたけ・なめこ・キクラゲを生産している。しいたけは、「肉厚でコリコリとした食感が美味しい」と評判だ。

秋山ファーム 菌床を使ったきのこ栽培に注力

きのこ・米・野菜を幅広く生産する農業法人

高田平野が広がり、農業が盛んな上越市三和地区の農業法人「秋山ファーム(秋山農場グリーンプロジェクト)」。きのこ類のほか、コシヒカリ・アスパラガス・さつまいも・雪下にんじんなど、さまざまな農産物を生産している。じつに多くの品目を栽培しているが、もともとは米農家。米以外の農産物をはじめたのは、1980年頃。先代が、原木でしいたけの栽培を開始したのがきっかけだった。代表を務める小林博さんは、「上越市でしいたけの生産をしている農家はめずらしいと思います。ここは雪深い地域で、クリアで良質な雪解け水が多く手に入ります。新鮮な水を与えることで、健康で美味しいしいたけに育ちます」と語る。現在は、年間を通して生産可能な「菌床栽培」にシフト。ナラの木のチップ・米ぬか・ふすまなどを用いて、自分たちで菌床も作っている。

コリコリ食感にこだわった生しいたけ

秋山ファームのしいたけは、自家製の菌床で栽培している。一年を通じて美味しいしいたけを生産するために大切なことは、温度と湿度の管理。昼間は20度前後、夜間は12〜13度ほどに調整することで、しいたけがじっくりと成長し、旨味が蓄えられる。また、「しいたけの美味しさは食感で決まる」と小林さん。秋山ファームでは、アワビのようなコリコリとした独特の食感を目指している。そのためには、与える水の量がとても重要なポイント。菌床が少しでも乾燥してしまうと、しいたけの水分量が減り、パサパサとした食感になってしまうそうだ。雪解け水をたっぷりと与えることで、コリコリ、プリッと食感に仕上がる。そんな秋山ファームのしいたけは、「食感が良くて食べごたえがある」「ジューシーで美味しい」と評判だ。

  • 秋山ファーム
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生産者紹介

代表:小林 博
代表小林 博

上越市直江津区出身。農業関係の仕事をしながら、個人的に野菜を栽培していたという小林さん。先代に誘われたことをきっかけに、秋山ファームに入社。2019年、代表に就任する。「本格的に農業をはじめたきっかけは、自分で野菜を育てるおもしろさを知ったことですかね。やっぱり、美味しい野菜を収穫できたときはうれしいです」と微笑む。また、調理師免許を持っているという小林さん。「自分で作った野菜を加工して販売できたらいいなと思っています」と、目標を語る。

店舗詳細

店舗名称 秋山ファーム
住所 新潟県上越市三和区神田1227