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新潟市西蒲区の丘陵地で、柿の栽培を行う農家。果肉に「ごま」のような黒い斑点のある「ごま八珍柿」は、サクサクとした食感とさっぱりとした甘さが評判の看板商品だ。

BIG BRIDGE FARM 角田山の麓に広がる丘陵地で栽培

新潟市西蒲区の柿農家「BIG BRIDGE FARM」

「BIG BRIDGE FARM(ビックブリッジファーム)」は、新潟市西蒲区で柿の栽培や米作りをしている農家。ユニークな農園名は、3代目・大橋人仁さんが名付けたのだそう。「祖父の代から柿の栽培をはじめたんだそうです。僕が就農して10年目を迎えたことを機に、農園名を一新しました」と、大橋さんは語る。柿の栽培をしているのは、角田山の麓に広がる丘陵地。昼夜の寒暖差が大きく、甘くて味の濃い柿に育つという。「丘の斜面に沿って柿の木を植えているので、山から流れる雪解け水や日当たりの良さもメリットですね」と、大橋さんは教えてくれた。そんな自然の恵みをたくさん受けて育ったBIG BRIDGE FARMの柿は、大玉でツヤツヤと美しいオレンジ色だ。

樹の上で渋抜きをする「ごま八珍柿」を生産

大橋さんが特に力を入れて生産しているのが、「ごま八珍柿(ごまはっちんがき)」。八珍柿とは、新潟市秋葉区に原木がある「平核無(ひらたねなし)」という品種の渋柿のこと。果肉に「ごま」のような黒い斑点があることから、ごま八珍柿と呼ばれている。この黒い斑点は、渋の成分であるタンニンが水溶性から不溶性になったもの。通常は収穫後に行う渋抜きの工程を、樹に実らせたまま行うことで生まれるそうだ。こうすることで、完熟するまで樹に実らせておくことができ、旨味たっぷりの柿に仕上がるという。「ごま八珍柿は、サクサクとした食感と、さっぱりとした甘さが特徴です。僕にとっては、子どもの頃に食べていた柿のような、懐かしい味ですね」と、大橋さんは微笑む。現在では、「自分が訪れたことのない国の人にも、自分の作った果物を食べてもらいたい!」と、柿の輸出にも挑戦している。

  • BIG BRIDGE FARM
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生産者紹介

3代目:大橋人仁
3代目大橋人仁

新潟市西蒲区出身。祖父の代から続く、柿農家の3代目として生まれる。子どもの頃から家業を手伝っていたという大橋さんは、中学卒業後、すぐに就農することを決意した。「昔から跡継ぎとして育ってきたので、とりあえずやってみようかと。当時は農家の泥っぽいイメージが嫌でしたが、最近では農家ってカッコイイ職業だと思っています」と、大橋さんは笑う。2019年には、農園名を「BIG BRIDGE FARM」に改め、カッコイイ農家のイメージ発信にも注力している。「若い世代に農業の面白さを発信して、後継者を増やしたいという思いがあります。結果的に、地域の農地を守ることにつながったらうれしいですね」と、大橋さんは期待を胸にする。

店舗詳細

店舗名称 BIG BRIDGE FARM
住所 新潟県新潟市西蒲区稲島1636