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愛され続けるお菓子作りをモットーに、常時100種類前後の商品を製造する「街のお菓子屋さん」。素材の美味しさを生かしたお菓子作りで人気を集めている。

ドルチェ小川 和菓子から洋菓子まで幅広い品揃えが人気の菓子店

長年愛され続ける街のお菓子屋さん

1940年創業のドルチェ小川は、見附市で戦前より続く地元の名店。現在の代表である小川清一郎氏の御祖母が、今のようなお菓子のない時代「揚げ芋」などの販売をしたことから始まりました。砂糖の入手が困難だった戦中には、サッカリンやサツマイモから糖分を取ってお菓子を製造。おまんじゅうやどら焼き、カステラなど和洋菓子の製造販売は、戦後砂糖が自由化されてから始めた。現在では、洋菓子や和菓子などおよそ100種類を取り扱い、「ドルチェ小川に来れば食べたいお菓子は何でもそろう!」と地域のお客さんからの信頼は厚い。

ドルチェ小川が誇る2大看板商品

現在ドルチェ小川では、100種類前後の商品を取り扱う。真心込めて作られる商品はどれも美味しく、地元で愛される品ばかりだ。中でもひと際人気の高い看板商品に「ふっくらまんじゅう」と「華クッキー」がある。「ふっくらまんじゅう」は、ふわふわのスポンジ生地に季節のクリームをたっぷりと詰めた洋風まんじゅう。年間を通し10種類以上のフレーバーが用意されており、見附土産の定番と称されるほど、県内外からも人気がある。「華クッキー」は、1989年全国菓子博覧会において金賞を受賞したことのある商品。焼きたてのラング・ド・シャ生地を、熱いうちに手作業で巻き上げ華の形に成形したクッキー。サクサク食感と口の中いっぱいに広がるバターの風味がたまらない。食べやすい一口サイズで、愛らしい華の形も長年愛される人気の理由。どちらの商品も、多くを作るより、一つ一つに思いを込めて製造を手掛けるドルチェ小川の思いが詰まった商品だ。

  • ドルチェ小川
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生産者紹介

4代目:小川清仁
4代目小川清仁

見附市出身。高校卒業後は関東の専門学校へ進学。都内の洋菓子店や製パン店で技術を学び、ドルチェ小川へ就職。現在では、ドルチェ小川の経営に携わる重要なポストを任されている。製造のこだわりは、その土地の季節に応じた美味しい食材を取り入れ、新鮮なうちに加工して提供すること。地元のお客さんから、「細く長く愛され続ける商品作り」をモットーに、菓子製造に取り組む。味はもちろんのこと、定期的に価格も見直しながら、地元に根ざした商品を提供できるよう、日々の努力を忘れない。全国への販売を機に、「ドルチェ小川の商品を通じて見附市の魅力について興味関心を持っていただけるよう、誠心誠意込め製造に取り組みたい」と意気込みを語る。

店舗詳細

店舗名称 ドルチェ小川
住所 新潟県見附市南本町2-9-33