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文禄元年創業の大杉屋惣兵衛は、県内で一番古い老舗菓子店。400以上年続く伝統の味と製法を大切に、歴史あるお菓子を作り続ける。

大杉屋惣兵衛 創業当初と変わらぬ歴史ある建物で伝統製法を守り抜く

400年以上続く老舗菓子店

創業400年以上と県内で一番古い歴史を誇る老舗菓子店「大杉屋惣兵衛」。創業当初より、加賀街道に店を構え、昔ながらの製法を守りながら今もなお伝統のお菓子を作り続けている。江戸当時の加賀街道は、越後高田城下を目指す参勤交代の諸大名や旅人の通り道。街道沿いに店を構えていた大杉屋惣兵衛の家伝の水飴は、江戸への手土産に、また休憩がてらに舐める水飴として人気を集めた。その美味しさは人伝で評判となって江戸へと広がり、当時は「越後追分の大あめや」の名で親しまれた。

愛される老舗の味を提供し続ける

大杉屋惣兵衛の代表銘菓と言えば長く「翁飴(おきなあめ)」が愛されてきた。家伝の水飴に寒天を加え、 四角くやわらかに固めたお菓子だ。砂糖を使わない自然な甘さと、繊細で淡白な味わいは、気品あるお菓子として歴代高田城主にも愛された一品だという。現在は時代の流れとともに惜しまれつつも製造を終了したが、地元に根付き愛される老舗菓子店として、羊羹など餡製品や焼き菓子を販売。代表の宮越さんは、日々上越ならではの素材を生かした新たな和菓子を探究しており「和菓子のある笑顔あふれる日常を提供したい」と語る。

  • 大杉屋惣兵衛
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生産者紹介

代表:宮越雅士
代表宮越雅士

上越市高田出身。大杉屋惣兵衛支店の息子として生まれ、大学時代を京都で過ごす。その後、京菓子処「鼓月」で7年間販売、製造を学んだ後、大杉屋惣兵衛に入社。餡ものの製造の責任者を経て、2024年2月より代表就任。和菓子製造に軸を置きつつ、店舗経営全体を指揮する。伝統の羊羹の製法技術を守りながら、日々上越ならではの素材を生かした新たな和菓子を探究。「和菓子のある笑顔あふれる日常」の提供を目指している。

店舗詳細

店舗名称 大杉屋惣兵衛
住所 新潟県上越市本町5丁目3-31