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新潟直送計画からのお知らせ

「#新潟直送計画で買ったよ」4月のプレゼント

1896年に創業した新潟県に残る唯一の「羊羹屋」。小豆の味を生かすことを追求した「片貝羊羹」を作り続けている。伝統の味を継承しながらも、新しい商品作りにも挑戦。

本丸池田屋 「味・技・素材を極めてお客様へ満足を提供する」ことを信条とする本丸池田屋

新潟県で唯一の「羊羹屋」

1896年(明治29年)に創業した本丸池田屋は、小千谷市の片貝(かたかい)地区にある「羊羹屋」だ。江戸時代の片貝は幕府直轄の「天領」で、殿様や商人が活発に交流していた。彼らがお礼をする際、金品を直接渡すことははしたないとされ、その代わりに「羊羹」を贈ることが一般的だった。さまざまな形がある和菓子の中で、羊羹が全国どこでも長方形をしているのは、「通貨」として統一する必要があったからだという。城下町として栄えた片貝には、かつて10軒もの煉羊羹屋が軒を連ねていた。この地域で作られる「片貝羊羹」は、和菓子の本質ともいえる「素材の味を生かす」ことを追求した一品だ。羊羹の主原料は小豆・寒天・砂糖の3つ。シンプルゆえに、素材の味を誤魔化すことはできず、職人の技と経験が味を大きく左右する。片貝羊羹は、小豆の味を極限まで凝縮させる製法で作られ、広い新潟県でも特に美味しい羊羹としてその名を知られていた。しかし、時代とともに羊羹屋は数が減り、本丸池田屋が片貝のみならず新潟県における最後の煉羊羹専門店である。「県内唯一の羊羹屋として時代のニーズに合った、お客様に満足いただける羊羹を提供していきたい」と代表の本田さんは明るく語る。

強い信念を持って「伝統の味」を磨き続ける

本丸池田屋が作る伝統的な片貝羊羹は「こしようかん」。近年は要望に合わせて「つぶようかん」も作っている。「こし」は小豆の味の良さが求められ、「つぶ」は小豆の食感が求められる。そのため、本丸池田屋はそれぞれで使用する小豆の「品種」を変えているという。「それぞれの美味しさを追求するためには小豆の選定が欠かせない」と代表の本田さんは語る。素材にこだわり抜いて作った羊羹は、新潟や首都圏の百貨店やギフトショップにて販売。味の濃厚さが高く評価され、多くのファンを抱えている。 「濃厚な味わい」を特徴とする片貝羊羹だが、本丸池田屋の初代が作っていた羊羹は、小豆の味をさらに凝縮する製法だったという。6代目当主の本田さんは、店に残る資料や昔の片貝羊羹を食べていた人の声を参考に、当時の味を再現。「助七やうかん」を作り上げた。製法はすべて手作業のため、「あん」を練る作業はかなりの重労働になる上、少しでも感覚を間違えれば、思ったような味が生まれない。しかし、「初代の味」を担う以上、失敗作は決して商品として販売しないというこだわりっぷりで、本田さんの羊羹にかける強い想いが伺える。

花火職人の町で生まれた名物羊羹「玉花火」

現在の片貝地区は「花火職人の町」として知られている。大型花火の代名詞ともいえる「三尺玉」発祥の地であり、この町で作られた「四尺玉」は「世界最大の花火」としてギネスブックにも載ったことがある。この大きさが、火薬の爆発力で花火玉を飛ばせるギリギリの重さなのだ。片貝町の人たちの「花火にかける想い」は強い。それは、片貝の花火が神社の「奉納煙火」だからだ。一般的な花火はスポンサーが協賛料を支払って打ち上げられる。しかし、片貝では個人が神社への奉納を目的として支払い、結婚の祝福や感謝の想いを込めて打ち上げる。そのため、住人にとって花火は思い出や記念以上のものとなっているのだ。本丸池田屋の4代目当主も、片貝の花火に魅せられた一人だった。花火を模した羊羹菓子をなんとか作れないかと試行錯誤し、かつて流行した「ボンボン羊羹」に着目。ゴムで羊羹を包んだ菓子で、爪楊枝で刺すとプチッと破裂する様を花火に見立てた。この「玉花火」は多くの人の協力を得て完成。花火の筒や玉皮を模したパッケージは見た目も面白く、多くの人から愛されている。

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生産者紹介

6代目当主:本田啓邦
6代目当主本田啓邦

長岡市越路地区出身。羊羹屋「本丸池田屋」の家系に生まれ、2010年に縁あって6代目当主へ就任する。「120年以上続く伝統を磨き続けることに大きな責任を感じているが、なによりもお客様の満足を第一に考える店でありたい」と意欲を燃やす。そのためにも、例年さまざまな商品を開発している。羊羹を普段食べない人にも手に取ってもらうべく着想した「ショコラ羊羹」は、小豆とカカオ豆の黄金比ともいえる配合を追求。また、「新潟県唯一の羊羹屋」として羊羹を見つめ直すべく、初代の味をかつての製法そのままに作った「助七やうかん」は、その味を求めて大阪から店を訪れるファンまでいる至高の逸品だ。それぞれの商品は、数年単位のアイディア醸成と試行錯誤を繰り返しており、その行動には「お客様の満足」を納得行くまで追い求める本丸池田屋の精神が垣間見える。

店舗詳細

店舗名称 本丸池田屋
住所 新潟県小千谷市片貝町6293
アクセス
営業時間 10:00~17:00(夏季 10:00~18:00)
定休日 火曜