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標高400mにある十日町市松之山地区にて、米栽培に取り組む滝沢農園。美味しさの決め手は、人が飲めるほど澄んだ雪解け水!この地域でしか作れない絶品米を提供する。

滝沢農園 お米本来の味を引き出す棚田は自然豊かな産地の証

雪山の自然を最大限に生かす稲作

滝沢農園は十日町市の山中にある松之山地区にて、有名品種の「コシヒカリ」や人気急上昇中の「つきあかり」といった米を栽培する農家。「私たちにしか作れないお米を届ける」ことをモットーに、豊かな自然を生かした稲作に取り組んでいる。滝沢農園の水田を取り巻く環境は、他の地域にない2つの大きな特徴を持つ。まず、標高400mという立地。山間部特有の気候がもたらす昼夜の激しい寒暖差は、実に10℃~15℃にもなる。人間には厳しいこの気候は、稲の健やかな生育に最適だ。そして、例年4m以上も積もる豪雪。春になるとゆっくりと溶け出す雪は、地面の中でろ過され、人が飲めるほど綺麗な状態で田んぼへと注ぎ込む。山の水に多く含まれるミネラルは、土壌の力を引き出して稲を活性化させる。こうした環境下で育つ稲は、うま味と甘味の濃厚な極上米を実らせるのだ。

生産米の美味しさから人気を集める滝沢農園

滝沢農園は3代目を務めた滝沢繁さんの代で、直接販売を中心とする体制に大きく舵を切った。そのために取り組んだことが、生産米をさらに美味しくすることだった。松之山地区の自然に合わせた肥料の選定や作業のタイミングを綿密に調整。多くの人からリピート購入してもらえるほど、美味しい米を栽培することに成功した。その意思を受け継いだ4代目の徹也さんは、有機肥料を使った土壌改良や、天然鉱石由来のケイ酸肥料で稲を健全に育成するといった取り組みに努めている。現在は、出荷する米のうち、なんと約50%が直接販売にて購入されるほど人気だ。

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生産者紹介

4代目:滝沢徹也
4代目滝沢徹也

十日町出身。新潟県の農業大学を卒業後、1年間に渡り津南町と長岡市にて稲作の研修を受ける。その後、実家の滝沢農園にて就農。代表を務める父に指導を受けながら、美味しい米作りに励んだ。4代目代表となった現在も、「自分たちにしか作れないお米を届ける」ことを信条に、豪雪や激しい寒暖差のある厳しい環境下で稲を育てている。生産米の購入者は口コミを通じて年々増加中。「松之山一帯で育てた美味しい米をもっと多くの人に食べてほしい」と、リピーター拡大に向けてますます意欲を燃やしている。

店舗詳細

店舗名称 滝沢農園
住所 新潟県十日町市松之山825-2