たなか農園
新潟県新潟市江南区 店舗ジャンル:農家・農業法人新潟市江南区横越地区で米をメインに栽培する農家。「家族の食べ物をつくる」という理念のもと、自然栽培や手前味噌の製造などに取り組み、多くの人に笑顔を届けている。
「家族を想う気持ち」が原動力
阿賀野川の恩恵を受ける新潟市江南区横越地区。かつては「地図にない湖」とも呼ばれる大湿地帯だったが、先人たちの土地改良により、今では農業が盛んに行われている。「たなか農園」は、その土地で2014(平成26)年にスタートした。「学生時代に実習へ行った際、農家の方々が誇りを持って農業経営をされている姿に憧れたことがきっかけです。農業を通して、食料生産と地域環境の維持に貢献したいと思いました」と、代表の田中洸次さんは語る。現在は、家族で米をメインに、大豆や野菜などの生産に取り組む。そのほとんどを、植物本来の力を最大限に引き出す「自然栽培」や、農薬や化学肥料の使用量をできるだけ減らした方法で育てている。さらに、自家栽培の米と大豆を主原料とする、昔ながらの手前味噌も手がける。根源にあるのは、「家族に安心して食べさせられるものをつくりたい」という想いだ。「私たちはお客様も家族の一人と考えています。『家族の食べ物をつくる』という理念が、一つ一つの取り組みにつながっています」と、田中さんは力を込める。そんなまっすぐな想いがぎゅっと詰まった米や味噌は、多くの人の心と体を満たし、これからも笑顔の輪を広げていく。
県内産原料と伝統製法で手づくりする味噌
たなか農園の人気商品の一つが手前味噌。「大切な人をおもてなしする時に使ってほしい」という想いから、「おもてなし味噌」と名付けられた。使用するのは、自らの畑で農薬・肥料を一切使わずに育てた「米」と「大豆」、そして新潟県産の「塩」のみ。発酵を止める酒精(アルコール)も使わない。「新潟県産100%です。小さな農園だからこそ、とことん原料を追求できます」と、田中さんは語る。また、3日間かけて育てる自家製麹も大きなこだわり。「麹づくりはすべて手作業で行います。麹が美味しい酵素を出してくれる温度帯になるよう、常に気を配りながら、2日目の夜には3~4時間おきに手入れをします」と、田中さんは教えてくれた。そこには、酒蔵で発酵の基礎を学んだ、田中さんの情熱がにじむ。四季の自然な気候を活かす「天然醸造」で、じっくりと熟成させた味噌は、豊かな香りや旨味が魅力。「たなか農園の味噌に変えてから、子どもが味噌汁を飲むようになった」「味噌自体の風味がしっかりあるので、味噌汁の出汁の量が減った」などと評判だ。
生産者紹介
代表田中洸次
新潟市江南区出身。東京の農業大学を卒業後、福島県の酒蔵で酒米栽培や製麹に携わる。就農のためにUターンし、江南区の農家で研修を受け、2014年に新規就農した。現在は自然栽培農家の協同組合「人田畑(ひとたはた)」の運営や、味噌づくりワークショップなどによる手前味噌文化の普及にも取り組む。「美しい田んぼの風景の中で仕事ができること、美味しいものを家族やお客様と分かち合えることが、大きなやりがいです」と、田中さんは笑顔を見せる。
店舗詳細
| 店舗名称 | たなか農園 |
|---|---|
| 住所 | 新潟県新潟市江南区横越川根町1-11-28 |
















































