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三条市で80年以上続く果樹農家。豊かな自然環境と長年の経験を活かし、高品質な果物を栽培する。「ベストな状態」を追求した美味しさが、多くのリピーターから愛される。

高井農園 代々受け継がれてきた農園

美味しい果物を育む、三条の土地

高井農園は、1943(昭和18)年から続く果樹農家。「和梨」から始まり、現在では「ぶどう」をメインに、20品種近くの果物を栽培する。2代目の時には、第30回農林水産祭で農林水産大臣から表彰を受けるなど、その確かな腕で実績を積み重ねてきた。農園のある三条市代官島地区は、果樹栽培が盛んな土地。収穫される果物の味には、昔から定評がある。その品質を支えているのが、豊かな自然環境だ。信濃川水系に育まれた土壌は、栄養豊富で水はけにも優れ、果物の栽培に最適。また、内陸性気候ならではの昼夜の寒暖差は、果肉をぎゅっと引き締め、実の中に甘みを凝縮する。恵まれた条件が揃っているからこそ、土にはほとんど手を加えず、与える肥料も有機質のものを中心にしている。自然に近い環境で育てることで、果物本来の穏やかな甘みが引き出されるのだという。「土地が良いので、途絶えさせないようにしたいです。次の世代にしっかりとつなげていきたいと思います」と、3代目の高井徳忠さんは語る。

妥協のない仕事が、信頼につながる

県知事から「指導農業士」の認定を受ける、高井さん。農業経営の手腕と指導力、栽培技術の高さを評価されている。そんな高井さんの仕事には、細部まで妥協がない。大切にしていることの一つが「間隔」だ。樹と樹の「間隔」はゆったりと空け、日当たりや風通しを確保する。また、房や実の「間隔」も重要。あえて数を減らすことで、一つ一つが大きく甘く育つという。そして、高井農園の最大のこだわりが「出荷のタイミング」だ。ぶどうは、温度の異なるハウスを3種類用意。ハウスを覆うカバーや加温機を用いることで、生育スピードに差をつけて収穫時期をずらし、シーズンを通して食べ頃のぶどうを届けることを可能にした。収穫の際は、見た目や糖度計の数値だけでなく、試食も実施。甘みがしっかりとのっていることを、自ら確認する。ル・レクチェは追熟するのが一般的だが、高井農園では食べ頃の直前まで保管。果実の状態を見極めてから、発送や直売所への出品を行う。手元に届いた後、すぐに美味しく食べられるようにしているのだ。こうした細やかな工夫の背景には、「美味しいものをベストな状態で届けたい」という強い想いがある。高井農園の果物は、宣伝をせずとも口コミで評判が広がり、年々リピーターが増加。カフェやケーキ店、割烹など、県内外の飲食店からの信頼も厚い。

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生産者紹介

3代目:高井徳忠
3代目高井徳忠

三条市出身。県内の農林高校、農業大学校を卒業。20歳で就農し、農業一筋で歩んできた。長年の実績から「指導農業士」や「認定農業者」にも認定され、地域の農業振興にも貢献している。モチベーションになっているのは、お客様の声。「『ここの果物が一番美味しい』と言ってもらえることが、何よりの喜びです」と、高井さんは語る。「これからはSNSやECサイトを通じて、より多くの人にお届けしていきたいです」と、笑顔を見せた。

店舗詳細

店舗名称 高井農園
住所 新潟県三条市代官島1361