新潟直送計画からのお知らせ

#新潟直送計画で買ったよ キャンペーン11月のプレゼント

聖籠町にて50種類以上の野菜と果物を栽培する農家。自然環境に配慮して作るみずみずしい「さくらんぼ」は、「甘みと酸味のバランスが絶妙」と人気を集めている。

にいがたやファーム 夫婦二人三脚でさくらんぼ栽培

定番から個性派野菜まで。野菜と果物を栽培する農家

聖籠町にある農園「にいがたやファーム」の畑が位置するのは加治川のすぐそば。川がもたらす清らかな地下水に恵まれた地域である。同農園では、この豊富な水源を生かして、聖籠町の特産品さくらんぼをはじめ、トマト・ナス・キュウリ・トウモロコシなど、50種類以上の果物や野菜を育てている。どれも「みずみずしくて、美味しい」と直売所で大好評だ。さらに、なかなか目にすることのない変わった野菜の存在も人気の秘密。たとえば、マイクロトマト。果実は直径1cmほどだが、糖度が高く濃厚な味わいがするトマトだ。サラダやお弁当の彩りに買い求める主婦が多いという。他にもカボチャのような丸いズッキーニや食用のホオズキなど変わり種がたくさん。代表の宇都宮郡二さんは、「せっかくなら、この土地にはない野菜を作った方が楽しい!めずらしがって買ってくれると私も嬉しいです」と笑顔で語る。

感動をくれた聖籠町のさくらんぼ

聖籠町といえば、さくらんぼの名産地だ。栽培の歴史は明治時代にさかのぼり、日本で最も古い産地の一つと言われている。真っ赤に光り輝く姿はまさに宝石のようで、上品な甘みとやさしい酸味が美味しい。にいがたやファームでは、定番の佐藤錦や紅秀峰、アメリカンチェリーのような黒い品種ジャボレーなどを栽培している。代表の宇都宮さんが就農するきっかけとなったのは、「聖籠町のさくらんぼ」だった。もともと大阪でサラリーマンをしていた宇都宮さん。果物には興味がなかったそうだが、聖籠町出身の妻・直子さんの実家が栽培するさくらんぼを食べた時、「こんなに上品で、美味しい果物は初めて」と感激したという。すっかりさくらんぼに魅了され、一念発起。55歳にして農業の道を志した。「私のように、聖籠町のさくらんぼの美味しさを知らない人はたくさんいると思います。魅力をもっと広めたいです」と目を輝かせる。

自然環境に配慮した循環型農業

にいがたやファームが心がけているのは、「自然環境にやさしい栽培」。化学肥料と除草剤を一切使わない栽培に取り組んでいる。その分雑草がみるみる生えてくるが、根気よく人の手で除草するという。また、一般的に雑草対策として使われるのがマルチシートと呼ばれる黒いビニールだ。これも人工物のため、同農園は使用しない。そこで、シート代わりに活用しているのが、圃場に生えている「雑草」だ。除草した雑草を畑の表面に被せ、雑草が生えてこないようにしているという。それらは、やがて枯れて土に還り、栄養分になる。まさに自然の循環を活かした方法だ。

  • にいがたやファーム
  • にいがたやファーム
  • にいがたやファーム
  • にいがたやファーム

生産者紹介

代表:宇都宮郡二
代表宇都宮郡二

大阪府出身。大学卒業後、機械メーカーに就職。ある時、聖籠町出身の妻・直子さんの実家が栽培するさくらんぼを食べて、美味しさに衝撃を受けたという。以来、聖籠を訪れるたびに、義父母の農作業を手伝うようになった。「お手伝いを通して、生産者の苦労を身に染みて感じました。だんだん私も挑戦してみたい気持ちになってきたんですよね」と振り返る。そして、26年間務めたメーカーを退職。2021年聖籠町に移住し、さくらんぼ農家として就農した。「全国的に見れば、聖籠町のさくらんぼはまだまだ知られていないねん。めっちゃ美味しい隠れた名品をもっとおすそ分けしたいですね!」と軽快な関西弁で語った。

店舗詳細

店舗名称 にいがたやファーム
住所 新潟県北蒲原郡聖籠町諏訪山2334番地1