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見附市今町で一度は途絶えた文化が復活。地域を元気にしたいという想いが込められた、素朴で愛らしい土人形「今町べと人形」を制作し、文化を守る伝承会です。

今町べと人形伝承会 色とりどり、素朴で可愛らしい手作りの人形たち

べと人形で地域の力に

2004年、見附市今町は、「7.13水害」と「中越地震」という2つの大きな災害に見舞われた。復興に向け住民たちが立ち上げた「地域復興調査研究協議会」で、地域が持つ魅力や資源のひとつとして、今町に古くから伝わっていた「今町べと人形」を復活させようという取り組みが始まった。「今町べと人形伝承会」で会長を務める藤田久子さんは、協議会の副会長をしていた、夫の潤治さんに声を掛けられたことをきっかけに活動をスタート。若い頃から趣味で、様々なものづくりに親しんできたことや、手先の器用さで、復活の礎を築いた。現在では、地元小学校の工作クラブで作り方を教えたり、新たにつくられた「道の駅」で販売したりと歩みを進めている。

伝わる手作りのあたたかみ

明治から戦後まで、見附市今町で作られてきた「べと人形」。当時は子供達の遊び道具として作られていた土の人形だ。おもちゃとして使われることも少なくなり、作り手も途絶えたことで、その存在が地域でも忘れ去られていたが、全国の人形愛好家には高い評価を得ていた。焼かずに乾燥させて作るのが特徴で、2つの型に粘土を押し込んだものを型からはずして合わせ、1つの人形を作り出す。この型作りがもっとも難しい作業で、「ずれ」がなくしっかり合うものが作れるようになるまでに、5、6年かかったそう。中に玉が入っていて、揺らすと「カランカラン」と音が鳴る仕組みになっている。今町を盛り上げたいという思いで、藤田さんを含めて2人で丁寧に手作りされている「べと人形」。素朴で愛らしい見た目が手にする人の心を和ませている。

  • 今町べと人形伝承会
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生産者紹介

作り手:藤田久子
作り手藤田久子

今町べと人形伝承会代表。本格的に会の活動が始まる前から、試行錯誤を重ね人形を作り続けてきた。自宅には300〜400点の作品があるという。これまで陶芸や絵画、版画など多種多様な趣味を長年楽しんできた経験が、べと人形づくりにも活かされている。とても明るく、はつらつとしたお人柄で、センスと器用さ、そして、たくさんの作品を生み出すエネルギーに溢れる藤田さん。個性的でかわいらしい人形たちの表情は、どことなく藤田さん自身にも似ているよう。街を盛り上げたいという思いで、日々作品を生み出し続けている。

店舗詳細

店舗名称 今町べと人形伝承会
住所 新潟県見附市今町1-4-12