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自身でブドウを栽培、ワインを醸造する「カンティーナ・ジーオセット」。地元小学生との収穫体験など産業や観光の面でも地元に貢献する地域密着のワイナリーだ。

カンティーナ・ジーオセット 日本海に面した角田浜に佇むワイナリー

自ら作り出した蔵とワイン

2011年に創業した「カンティーナ・ジーオセット」。日本語に訳すと「セトさんのワイン蔵」。新潟市の西部30km、日本海に面した角田浜のワイナリーだ。創業者の瀬戸さんは、2010年に長年暮らした東京を離れ、新潟に移住。同じく角田浜の「カーブドッチワイナリー」でブドウ栽培とワイン醸造を一から学び、2014年に自ら製造したワインの販売を開始した。栽培するブドウ品種はツヴァイゲルトをメインに全て赤ワイン用の品種。さらに、全国でも珍しいイタリア品種の栽培にも挑戦中で、現在はネッビオーロ、バルベーラ、ランブルスコの3種類に挑戦している。マスカット・ベーリーAは新潟発祥の日本の固有種で、新潟ワインコーストではじめて取り組むワイナリーとなった。

地域に寄り添うワイナリーとして

カンティーナ・ジーオセットは、毎年ワイナリー近隣の小学校児童とともにブドウの収穫作業を行っている。6年生全員と収穫をはじめて2020年で7回目を数えた。彼ら彼女らが成人する年に、ブドウの育成に関わった記念としてワインを1本、労働の対価としてプレゼントする計画。ワイン造りの一役を担い、地域産業を認識してもらう狙い。ラベルには、地域を象徴するにわとりが描かれ、7年前から黄色い帽子をかぶった小さなとりとハートマークを記し始めた。小さな鶏は小学生を、ハートマークの数はその年の6年生の生徒数を表す。ラベルを見た時に収穫の思い出が浮かぶ工夫をした。また、2年前に旧巻町(新潟市西蒲区)の地域ブランド「MAKIno」認証を取得。カンティーナ・ジーオセットのワインが、「巻の恵みを届けるブランド」特産品として食文化や観光面で地域へ寄与する願いを込めている。

  • カンティーナ・ジーオセット
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生産者紹介

代表:瀬戸潔
代表瀬戸潔

東京都出身。2010年に、26年間勤めた広告業界を早期退職。同年秋に新潟県に移住し、新潟市西蒲区にある県内有数のワイナリー「カーブドッチ」にてブドウ栽培とワイン醸造を一から学んだ。2011年にワイナリー建設用地を取得と同時に法人を設立。2013年に果実酒製造免許を取得した。食事を通して飲み続けられるワインが理想で、「新潟・角田浜をワインの産地としてもっと有名に、地元でワインをもっと身近な存在にしたい」と抱負を語る。そして、専門家が選ぶ「日本ワイナリーアワード2020」では、個性が光る注目のワイナリーとして「コニサーズワイナリー」に選出された。

店舗詳細

店舗名称 カンティーナ・ジーオセット
住所 新潟県新潟市西蒲区角田浜1697-1