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新潟市中央区の商店街「人情横丁」に店を構える老舗水産加工品店。看板商品の塩引鮭が長年にわたって地元で愛され続けています!

にいがた石山 にいがた石山

人情横丁で60年以上愛される水産加工品のお店

新潟市中央区にある商店街「人情横丁」(正式名称:本町中央市場商店街)で60年以上にわたって、水産加工品を販売しているにいがた石山。北海道や新潟などの日本海で獲れた旬の海産物を切り身や乾物に加工してきた。昭和27年の創業以来、看板商品は塩引鮭。毎年11月から年末にかけて店先に吊るされる鮭は人情横丁の冬の風物詩にもなっている。にいがた石山には根強いファンが多く、シーズンになると常連客からの予約注文が殺到する。大手メーカーのように大量生産はできないが、それぞれのお客さんの好みに合わせて塩加減や干し具合を調整し、代々受け継がれてきた家庭の味を提供している。

新しい時代を築く兄弟

これまでに多くの人に親しまれてきたにいがた石山だが、実は2代目の時に店を閉めようかと考えたこともあった。しかし、3代目の石山幸二さんが「にいがた石山の味を将来に残していきたい」との想いから店を引き継いだ。そんな幸二さんを見て、東京のテレビ局に勤めていた兄の幸一さんも新潟に戻り、兄弟でにいがた石山を盛り上げようと再スタートを切った。まず始めたのは売り場作り。長年使用している年季の入ったレジや小物を隠さずにあえて店先に出し、レトロな雰囲気を演出。どこか懐かしい昭和の雰囲気を感じられる店作りにして、大人世代から喜ばれている。今後は若い世代にも自慢の味を知ってもらいたいと、インターネットを活用しながら販路の拡大を目指す。自分たちの店が繁盛することはもちろんだが、人情横丁全体を盛り上げたいとも考えている。かつては活気が溢れていた商店街も今では同じような賑わいはない。二人が幼かった頃の人情横丁を取り戻すために自分たちがまずは先頭に立って魅力を発信していきたいと話す。

  • にいがた石山
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生産者紹介

3代目社長:石山幸二
3代目社長石山幸二

新潟市中央区の人情横丁で水産加工品店を営む「にいがた石山」の次男として生まれる。16歳で自らの視野を広げるために単身渡米し、そのまま日系貿易企業に就職。2010年に父親である2代目が店を閉めようと考えていることを知り、跡を継ぐことを決意。同じ時期に東京のテレビ制作会社で働いていた兄、幸一さんも新潟に戻り、二人で店を経営していくこととなった。今後は受け継がれてきた家庭的な味わいを常連客だけでなく若い世代にも届けたいと話す。また、幼少期を過ごした人情横丁の懐かしいレトロな雰囲気を大切に、訪れたくなる商店街づくりを目指している。

店舗詳細

店舗名称 にいがた石山
住所 新潟県新潟市中央区本町通6-1118番地
営業時間 9時~18時
定休日 日曜日