へぎそば処 和田
新潟県小千谷市 店舗カテゴリ:飲食店そば処、小千谷の老舗そば屋「へぎそば処 和田」。愛され続けて80年。遠く県外から足を運ぶ人も多い人気のお店。
小千谷を愛し、地域住民から長年愛される老舗
1935年に創業した「へぎそば処 和田」。「へぎそば」とは、小千谷近辺で、古くから織物に使われていた海藻「布海苔(ふのり)」をつなぎに使ったそばのこと。「へぎ」という剥ぎ板で作られた器で提供されることから「へぎそば」と呼ばれるようになった。コシの強さとのど越しが特徴で、小千谷の名産品として100年以上に渡って愛されている。
「へぎそば処 和田」は、小千谷で80年以上に渡って、地域住民から愛され続けているへぎそばの名店。地産地消にこだわり、そば粉をはじめ、お店で提供する料理でも小千谷産の食材を多く使用している。またお店の味を、ご家庭でも味わってもらいたいという思いから、30年以上前に先代が乾麺の製造を開始。お店の二階にある製麺所では現在も変わらぬ製法で、ベテランの職人が乾麺の製造を行っている。乾麺の製造におけるこだわりは、時間をかけてゆっくりと乾燥させること。なんと乾燥時間は15時間にも及ぶ。
へぎそばを全国に広める
小千谷駅前にある「へぎそば処 和田」では、10年以上前から、店頭にガラス張りのそば打ちのスペースを設け、道行く観光客にそばの手打ちを披露している。へぎそばの本場である小千谷で、打ちたてのへぎそばが食べられると、県外観光客から大変人気がある。小千谷のへぎそばを全国に知って貰う為、全国の物産展やイベントにも積極的に出店している。各地のイベントでへぎそばをふるまうことで、その味を知った全国のお客様がリピーターとなり、通販でも多くの注文が入っている。「小千谷のへぎそばを広く全国の人に知ってもらいたい」と話すのは3代目の和田さん。これからも小千谷のへぎそばの魅力を発信し続ける。
生産者紹介
3代目和田 亮一
新潟県小千谷市出身。「へぎそば処 和田」の長男として生まれる。小さい頃から跡継ぎとしての自覚を持っていたという和田亮一さん。高校卒業後は料理の道へと進む。「お店を継ぐなら、まず料理というものを学びなさい」という先代の教えがあったことから、東京の割烹料理屋で10年の修行を積んだ。28歳で地元に戻り「へぎそば処 和田」の3代目を継承した。
長きに渡り和食調理に携わってきた和田さん。地元の名物であるへぎそばをもっと全国へ広めていきたいと話している。店頭ではガラス張りのそば打ちのスペースを設け、道行く観光客にそばの手打ちを披露。また、全国の物産展やイベントに出店し、小千谷のへぎそばを積極的にアピールしている。
店舗詳細
店舗名称 | へぎそば処 和田 |
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住所 | 新潟県小千谷市東栄1-2-2 |