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山本家は、南魚沼市で100年以上米を作り続けてきた。農業を通して多くの人を幸せにするため「最幸級コシヒカリ」を提供。稲作体験などを受け入れ、地域活性化も目指す。

株式会社山本家 次世代や未来に農業の技術・魅力を渡していく

農業に誇りを持ち、農業で幸せを与える「山本家」

株式会社山本家は、自然豊かな南魚沼市で主に米を栽培する農家。100年以上、家業として稲作に従事し、2017年3月に5代目代表である山本克幸さんにより法人化した。代々引き継いできた農作業のノウハウを生かしながら、約10haの田んぼを守ってきた。地域の人をはじめ、米にこだわる人には多く支持されていた「山本家」だったが、さらに多くの人にお米の美味しさを伝えるべく、2009年頃に、自社栽培米のブランディングを開始。「農業を通して人に喜んでもらい、幸せに感じてもらう」ことを活動理念として、お米を食べる人や環境、作り手も含め、すべてに喜ばれる「最幸級コシヒカリ」の提供に注力した。栽培では、稲の一株一株にきめ細かな管理を施せるよう、あえて生産量を制限。加えて、農薬を極力しないことを徹底し、安心・安全な品質を追求している。今後は、生産者の手が離れてしまった田んぼを引き受け、地域活性化と共に、生産の規模拡大を図っている。また、野菜栽培や加工品企画、飲食店の経営など、事業の多角化も視野に入れている。

地域を盛り上げるべくイベントを積極的に開催

米の生産・販売に加えて、農業の楽しさや魅力を伝える活動に取り組み、次世代・未来に繋がる「農業の新しい可能性」を模索しているという。若年層にも興味を持ってもらうため、東京にて度々収穫祭を開催。土鍋で炊いた新米をおにぎりにして提供し、お米本来の味を堪能できると好評だ。また、南魚沼の田んぼにて農業体験も受け入れている。自然の中で汗をかき、自分の力で育てたお米の美味しさに、多くの人がやみつきになっている。興味を持ってくれた人を中心に、南魚沼市へのIターン、Uターン者を募集し、地域をさらに盛り上げるべく活動している。

  • 株式会社山本家
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生産者紹介

代表取締役:山本克幸
代表取締役山本克幸

南魚沼市で生まれ、幼少期から父や祖父の農業を見て育った山本克幸さん。専門学校ではデザインを学び、卒業後3~4年はアパレル企業に勤めたが、24歳の時に帰郷し兼業で農業を開始した。多くの人にお米の美味しさを伝えるべく、2009年頃に、自社栽培米のブランディングを開始。2015年からは専業として活動を始め、2017年3月に「株式会社 山本家」を設立した。「農業は、自然が相手のため、思った通りに行かないことも多いがそこも面白い」と楽しそうに従事する。また、農業に誇りを持ち、食べる人のより近くで働きたいと考え、イベントの開催や事業の多角化など、多くの人と関われる場を積極的に設けている。

店舗詳細

店舗名称 株式会社山本家
住所 新潟県南魚沼市大崎1564
定休日 土・日・祝日