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新潟市東区にあるキャンドル工房。ロウソクに繊細なカービング(彫刻)を施し、お祝い用とお供え用のキャンドルを製作する。その美しさは、まさに芸術品だ。

キャンドル工房mimin 多彩なカラーと繊細なデザインで世界に一つのキャンドルを生み出す

世界に一つだけのカービングキャンドルを製作

新潟市東区で、カービングキャンドルの製作を手掛けるキャンドル工房mimin。釜で溶かしたロウを幾重にも重ねて土台を作り、美しいカービングでロウソクにデザインを施す。カットした部分を手で捻って形造り、最後に花などを装飾を施して仕上げる。中でも力を入れているのが、代表の小柳里絵子さんが考案したという「お供えキャンドル」。故人を偲ぶ品物として、仏壇の花代わりに供えたり、遠方で駆けつけられない訃報に接した際の「気持ちを伝える贈り物」として選ばれている。

カービングキャンドル作りはすべて独学

芸術品と言っても過言ではないほど、美しいカービングキャンドルを製作する小柳さん。実はキャンドル作りは、ほぼ独学だ。元々はマタニティーヨガや産前産後の母親を対象としたサロンなどを営んでいたが、ある時、テレビで見かけたカービングキャンドルに一目惚れし、すぐさま学べる場所を探した。しかし、講座を受けたのは2013年に一泊二日で出向いた、東京での一度だけ。その後は、必要な道具の個人輸入や、ロウを溶かすための釜を、鉄工所に相談して設計図を書いてもらう所から始めるなど、無我夢中で環境を整えていった。いざ、カービングキャンドルの製作を始めても、当初はうまくいかないことも多く、床に倒れ込むまでひたすら作り続けたという。その努力が実を結び、今では美しいカービングのキャンドルを生み出す事に成功。「お悔やみ」の気持ちを伝えるキャンドルとして求めるリピーターから、多くの感謝の声が届いている。今では月に一度「キャンドル教室」も主宰し講師としても活躍中。

  • キャンドル工房mimin
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生産者紹介

キャンドル作家:小柳里絵子
キャンドル作家小柳里絵子

新潟市中央区生まれ。スポーツクラブのインストラクターやマタニティヨガなどの産後ケアに携わる傍ら、テレビで偶然見かけた「カービングキャンドル」に魅了され、独学で技術と感性を磨いた。当初は試行錯誤しながらの作品作りが続き、床に倒れ込むまでひたすら作り続けたという。また、釜に入れたロウは一晩かけて溶かすため、時には釜の横に布団を引き、見守りながら眠るほどの入れ込みようだ。中でも近年力を注いで製作しているのが、仏事などに際して贈る「お供えキャンドル」だ。「遠方の訃報や、香典と一緒に気持ちを伝える品として、またご自宅用にも選んでいただければ」と語る。

店舗詳細

店舗名称 キャンドル工房mimin
住所 新潟県新潟市東区藤見町2-4-49