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イチジクや柿を栽培する新潟市西蒲区の若手農家!角田山を望む自然豊かなこの地域で日々美味しさを追求。

あべ農園 新潟の美味しいイチジクを全国に

23歳で立ち上げた「あべ農園」

あべ農園があるのは里山の恵みが溢れる新潟市西蒲区の竹野町地区。古くから農業が盛んに行われているこの地域でイチジクや柿を栽培している。父親の跡継ぎとして就農した阿部雄平さんは、もっと農園のことを知ってもらいたいという想いから、それまで定まってなかった屋号を「あべ農園」とし、自慢の作物を全国に届けるためにスタートを切った。それまではJAへの出荷がメインだったが、それ以外への販路拡大にも積極的に動いている。23歳という若さで立ち上げたあべ農園だが、精力的に活動する熱い姿勢に周りの生産者達から注目が集まっている。

こだわりのイチジク栽培

あべ農園の看板商品は8月下旬から11月下旬に収穫されるイチジク。中でもさっぱりとした甘さが特長の「桝井(ますい)ドーフィン」はリピーターも多い人気の品種だ。
イチジクの栽培で最も注力しているのが土壌の管理。イチジクは非常にデリケートな果物のため、雨が3日続くと水分を吸収して味が落ちてしまう。そのため、水捌けの良い土壌が欠かせないのだ。あべ農園では、盛り土で排水性を高めることで、イチジクが育ちやすい環境作りを心がけている。また、根本にはワラを敷くことで、雨水の跳ね返りを防ぎ、病気を予防。徹底した管理体制によって栽培されたイチジクは、自然の恵みの中で栄養を蓄えて成長していく。実が赤く色づき、ハリと弾力が出てきたら完熟のサイン。一番美味しい状態でイチジクをお客様に届けるために、新鮮な朝採りで出荷を行っている。乾燥イチジクとは全く異なる生イチジクのフレッシュな味わいは、食べる人を魅了して止まない。

新潟の美味しいイチジクを全国へ

イチジクは、天候に左右されやすいデリケートな果物。しかし、阿部さんは自分の手で工夫を凝らし、生育をコントロールすることで美味しいイチジクの栽培に磨きをかけていきたいと語る。今後は、イチジクの栽培面積を倍増し、生産量を増やしていく予定だ。さらに、自慢のイチジクを使用したグラッセなどの加工品開発にも積極的に取り組んでいる。果樹に情熱を注ぐ若手農家の挑戦に、今後も期待が高まる。

  • 徹底して作られる栽培環境 徹底して作られる栽培環境
  • 独特の甘みとしっとりとした味わい 独特の甘みとしっとりとした味わい
  • ハリと弾力があり赤く色づく ハリと弾力があり赤く色づく
  • タンニンが黒く変化した「ごま八珍柿」 タンニンが黒く変化した「ごま八珍柿」
  • 10月下旬から収穫を迎える八珍柿 10月下旬から収穫を迎える八珍柿
  • 美味しさを追求する樹上脱渋 美味しさを追求する樹上脱渋

生産者紹介

代表:阿部雄平
代表阿部雄平

新潟市西蒲区出身。米や柿を栽培する農家に生まれ、実家を継ぐために高校卒業後は農業大学校へ進学。卒業後はJAに就職し、農業指導などの経験を積んできた。23歳で就農し、それまで決まっていなかった屋号を「あべ農園」と定めた。看板商品である「桝井(ますい)ドーフィン」という品種のイチジクは、生で食べた時の味に感動して栽培を開始。天候に左右されやすいイチジクを、自らの手で工夫を凝らしながらコントロールしていくことが、難しさであり、楽しさでもあると語る。今後はさらにイチジクの栽培技術に磨きをかけ、栽培面積を増やし、さらにはグラッセなどの加工品販売にも力を入れて行く。

店舗詳細

店舗名称 あべ農園
住所 新潟県新潟市西蒲区竹野町1074