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魚沼市の自然に恵まれた環境の中、独自の方法で稲作をする「さくらや農園」。残留農薬やカドミウムなどを検査し結果を開示。消費者が安心して購入できる米を作る。

さくらや農園 山の麓に広がる田んぼと代表の櫻井さん

美味しさを追求する魚沼市の米農家

新潟県の南東部に位置する魚沼市で農業を行うさくらや農園。代表の櫻井さんは、1986年から米穀販売業を営んでいた。販売事業を行う中で、「自分で作った米を食べてもらい、美味しい!と言ってもらいたい」という気持ちが強まり米農家へ転身。1996年にさくらや農園を創業した。櫻井さんは、慣行の栽培方法を学ぶと同時に、食味に優れた米の作り方を独自に研究。甘味と粘り強い食感を作るのに、光合成が特に重要だと結論付け、現在の栽培方法にたどり着く。魚沼市は米の名産地として知られる町。山から流れる雪解け水と、山間地特有である昼夜の寒暖差が米の食味を高める。稲作に適した自然環境と独自の栽培方法により「もっちりした食感と口いっぱいに広がる甘みが美味しい」と、高い評価を受ける米を提供している。

自社ブランド「北魚沼 旬米コシヒカリ」

さくらや農園の手がける「北魚沼 旬米コシヒカリ」は、味にこだわった従来品種コシヒカリで、全国から注文が殺到する人気の自社ブランド米だ。その美味しさの秘密は、魚沼市の米作りに最適な環境と、独自の栽培方法にある。「土壌中の微生物を増やすため、収穫後の稲と一緒に有機肥料を土に混ぜ合わせる」、「稲を活性化させるため玄米黒酢を散布する」、「忌避剤として唐辛子ニンニク液を使用する」など、一風変わった栽培方法は櫻井さんの研究によるものだ。その結果、魚沼ブランド推奨品・ふるさと納税の返礼品に選ばれるなど、米どころ「魚沼市」の代表的なブランド米になっている。また、全国の高級百貨店でも取り扱われ、食にこだわる消費者層から人気が高い。

安全性が目で見て分かる米作り

さくらや農園は、米粒の大きさを測定する「外観検査場」を地域で唯一、自社に設置。外部の検査官に依頼し、大粒の「一等米」だけを厳選している。他にも、つくば分析センターに食味成分や外観の検査を依頼し、結果をホームページで公開している。さらには、玄米の状態で250種類にも及ぶ残留農薬の検査や、カドミウム試験、放射能検査を行い、これもホームページで公開。透明性の高い栽培を行い、消費者が安心して購入できる米を販売している。

  • さくらや農園
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生産者紹介

代表者:櫻井 悟
代表者櫻井 悟

1951年生まれ。魚沼市出身。高校卒業後、農業関連企業に勤務する。1986年、米穀販売業で独立。「自分で作った米を食べて、美味しい!と言ってもらいたい」という想いから、1996年に米農家へ転向し「さくらや農園」を創業した。独学で米栽培を研究し、でんぷん質たっぷりで甘く粘りの強い米を作る方法を確立。また、農薬や化学肥料に頼らない栽培をするだけでなく、消費者がより安心して購入できるよう、さまざまな検査を行い、結果をすべて公開している。今後は、野菜栽培、特にサツマイモ栽培を始める予定だ。「どれだけ美味しい農作物が作れるか、自分たちの力を試したい」と新たな挑戦に意欲的である。

店舗詳細

店舗名称 さくらや農園
住所 新潟県魚沼市中家1020