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新潟市東区にあるプリンのテイクアウト専門店。牛乳と生クリームがたっぷりの生地を、低温でじっくり蒸し焼き。まるで飲み物のようなとろとろ食感のプリンを提供している。

極生ぷりん専門店しの田 午前中に売り切れる日もある人気店

とろとろ食感が魅力の「極生ぷりん」

極生ぷりん専門店しの田は、新潟市東区の山の下市場に佇むお店。名前の通り、プリンのテイクアウト専門店だ。店内は落ち着きを感じる和の雰囲気。お年寄りが多い地域柄を考えたデザインだという。ショーケースには瓶入りのプリンがずらりと並ぶ。プリンの特徴は、口溶けなめらかな、とろとろ食感。リピーターからは、「まるで飲み物みたい」「食べたことがない食感」と、人気を集めている。ラインナップは4種類で、一番人気は、牛乳と生クリームたっぷりのプレーン「極生」。付属のカラメルソースをかけて食べるスタイルだ。代表の梨本忍さんは、「男性からは、ビターなカラメルソースをかけて食べる『ほろ苦プリン』が人気です。仕事中のサラリーマンの方も来てくれますね。取引先のお土産かもしれません」と、語る。ほかにも、孫への手土産に買っていくお年寄りも多いという。

低温でじっくり蒸し焼き

極生ぷりん専門店しの田は2023年にオープン。代表の梨本さんは、「一口にプリンと言っても食感の種類はさまざま。とはいえ、市場調査してみたところ、どちらかと言うと『かためのプリン』が多い印象でした。だから、あえて『とろけるプリン』を広めたいなと思って始めたんです」と、オープンのきっかけを振り返る。では、どのようにしてとろとろ食感に仕上げているのだろうか。秘密について伺うと、「卵よりも牛乳と生クリームの比率を多くして混ぜることですね」と、教えてくれた。プリンは、卵の分量が少ない方が生地がやわらかくなるそうだ。さらに、低温で蒸し焼きにすることもポイント。一般的なプリンは、90度ほどで焼くことが多い。一方、同店はそれよりも2度ほど低い温度で焼いている。「たった数度違うだけでも、完成度が全然違うんです」と、梨本さん。温度が低い分、焼き時間は一般的なプリンよりも長い。30分かけてじっくり蒸し焼きにすると、とろとろ食感に仕上がるそうだ。

  • 極生ぷりん専門店しの田
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生産者紹介

代表:梨本 忍
代表梨本 忍

三条市出身。もともと新潟市中央区の時計店に勤めていた。2022年、旅行で訪れた石川県で、「極生プリン専門店いけ田」の口溶けなめらかなプリンに衝撃を受けたという。「このプリンを新潟でも広めたいと思いました。というのも、当時、新潟ではプリン専門店があまりなかったんです」と、梨本さん。同店とフランチャイズ契約を結び、2023年、新潟市東区で「極生ぷりん専門店しの田」をオープンした。もともとスイーツ好きだったという梨本さん。前職で培った接客の経験も活かして、とろとろの「極生ぷりん」を提供している。「県内各地、催事で訪れると、『初めて食べる食感!』と、すごく反応が良いんです。もっと認知してもらえるよう頑張ります」と、笑顔を見せた。

店舗詳細

店舗名称 極生ぷりん専門店しの田
住所 新潟県新潟市東区山の下町7-25 T:EASTビル1-1