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小千谷市で、豆菓子の製造・販売を手掛ける専門店「豆菓子の竹島屋」。契約農家に依頼して栽培した、こだわりの大豆を直火で焙煎。香ばしく、食感の良い豆菓子を提供する。

豆菓子の竹島屋 1952年創業。豆菓子専門店の老舗

契約農家の大豆から作る、こだわりの豆菓子

1952年創業の竹島屋は、昔ながらの豆菓子を手掛ける専門店だ。店頭に並ぶ商品は、どれも自家焙煎したものばかり。香ばしく、食感のよい味わいに仕上げている。なによりこだわっているのが、原料に使う「大豆」だ。代表の竹内さんによると、「一口に大豆と言っても、枝豆として食べるもの、納豆に適したもの、豆菓子に適したものは、それぞれ違うんです」とのこと。竹島屋では、数ある品種の中から、豆菓子に適した大豆を選んでいる。さらに、信頼している農家さんにお願いし、種まで指定した上で、契約栽培してもらうというこだわりっぷりだ。使っている大豆の一つが、「岩手みどり」という品種。青々とした色が鮮やかで、見た目も味も抜群。豆菓子にしたときの食感や香りがまるで違う。専門店ならではの美味しさに、根強く支持するファンがついている。

自家焙煎ならではの香ばしさや食感が自慢!

竹島屋の主力商品は、小袋入りの豆菓子シリーズと、ナッツのおつまみシリーズ。どちらも自社工場で、昔ながらの直火焙煎をした商品だ。「直火焙煎」は、一般的な「熱風による焙煎」と比較して、高温で一気に炒ることが可能!カリっとした食感と、大豆の香ばしい香り、ふわっと軽い食感に仕上がるのが特徴だ。違いは食べてみれば一目瞭然で、「竹島屋の豆菓子しか食べられない」と、リピート買いする人も多いという。焙煎の後に付ける味は、大きく分けて3種類。焙煎したそのままの味わいを楽しむ「素焼き」、砂糖や水飴でコーティングした「甘味」、シンプルな「塩味」。2021年に一新したパッケージの、洗練された雰囲気や手に取りやすいデザインも手伝い、老若男女問わず人気の商品となっている。

  • 豆菓子の竹島屋
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  • 豆菓子の竹島屋
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生産者紹介

代表:竹内裕貴
代表竹内裕貴

小千谷市出身。地元の高校を卒業後、千葉県の大学に進学し、商学を学ぶ。幼いころから、竹島屋の創業者である祖父・父親の背中を見て育ったこともあり、家業を継ぐイメージはできていたという竹内さん。卒業後は、すぐにUターンし、先代(父親)の背中を見て、一から豆菓子の製造を学んだ。その時その時の大豆の状態や、気温・湿度によって、炒る時間や味付けの塩梅が異なるため、「大豆を炒る」ことは、想像以上に奥が深く「正直難しかった」という。それでも、日々勉強し、経験を積むことで職人としての感覚を身に着けた。店頭に買いに来るのは、近隣の常連客が多いが、今後は、2021年に一新したパッケージで、ギフト向け・オンライン販売にも力を入れていきたいと語る。

店舗詳細

店舗名称 豆菓子の竹島屋
住所 新潟県小千谷市谷川1-5-22