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全国的にも珍しい「音楽生育」を取り入れた三条市の渡辺果樹園。クラシックを聴かせながら育てられた果物は特別なストーリーを持ちます。

Nature Farm 渡辺果樹園

信濃川流域の肥沃な土地で、それぞれの果物における「自然体」を目指す

雄大な信濃川が流れるほど近く、三条市井戸場にある渡辺果樹園。肥沃な沖積土壌と地下水が低く流れるこの土地は、作物がよく育ち、多くの果樹園が並んでいる。「ここは本当の意味で果物作りの適地である。」そう語る園主の渡辺康弘さん。自然が与えてくれた環境に感謝し、できるだけ農薬を抑え、余計な肥料を与えないよう心がけている。梨、ぶどう、ル・レクチェの栽培は、果物そのものがもつ生命力を活かすため、様々な技とアイデアを駆使している。

クラシックの共振現象が果物の成長を促進させる

果物に与える水は、遠赤外線・マイナスイオン・植物酵素の三段階を用いて活性化させることで、農薬の使用量を大幅に減らした。1本の木、1本の枝をよく観察し、強すぎる枝を取り除き、成長する力が果実にも行きわたるようにする。実がついてからも、木の体力に合わせた果実のなり方を見極め、一粒一粒が濃厚な味となるよう数を調整している。
また、非常に珍しい「音楽生育」を取り入れている。導入のきっかけは、ル・レクチェの追熟にあたり、成熟のスピードをコントロールできないかと考えたことから。以前耳にしていた「音楽を作物に聴かせることで、生育が促進される」という話を思い出し、研究を重ねることで、見事にその効果を確認することが出来た。ちなみに、音楽を聴かせ続けるのではなく、一日三回程聴かせてあげる方が無理なく生育を促したり、バッハは樹勢の促進に効果があるが、果実の成熟にはモーツァルトの旋律が適していたりなど、取り入れたアイデアの改良にも余念がない。

より美味しく、安全な果物を目指して

渡辺さんの多様なチャレンジはどこから生まれるのか-これは、燕三条という土地柄によるところが大きいと話す。古くから金属加工で有名な燕三条市地区の職人たちは、歴史ある職人技と様々なアイデアを融合させることで、世界を舞台に挑戦を続けている。渡辺さんも、昨年よりもより一層おいしく、そして安全なものを届けることが出来るよう、果物と向き合いながら栽培を続けていく。

  • Nature Farm 渡辺果樹園
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生産者紹介

渡辺 康弘さん
渡辺 康弘さん

古くから果物の栽培を行ってきた渡辺果樹園の園主、渡辺康弘さん。雄大な信濃川が流れるほど近く、肥沃な土壌が広がった土地で、主にル・レクチェ、ぶどうを栽培している。果物そのものがもつ生命力を活かした栽培を心がけており、様々な技とアイデアを駆使している。約10年ほど前から、ル・レクチェの追熟期間にクラシック音楽を聴かせる「音楽生育」を取り入れている。美しい旋律をたっぷりと浴びた果実は、一味違うと評判である。また、近年では朝に果樹園を開放する「朝カフェ」を開催し、多くの人に果実と自然の魅力を届けている。

店舗詳細

店舗名称 Nature Farm 渡辺果樹園
住所 新潟県三条市井戸場143