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十日町で約100年愛され続けてきたお菓子処。和菓子・洋菓子どちらも揃い、地元十日町らしいネーミングと豊富な品揃えが手土産として喜ばれている。

十日町木村屋 地域密着で市民から愛され続ける老舗お菓子処

約100年地域に愛されるお菓子処

1923年(大正12年)の創業から約100年、地域で愛され続ける「十日町木村屋」。現在の社長で3代目となる菓子店だ。創業当初から40年ほどはパンを中心に製造。昔ながらの大きくずっしりしたコッペパンや、まんじゅうなどを作っていたという。1950年代後半に学校給食で出すパンを製造する為の協同組合が設立されたことをきっかけに、パンの部門は組合に統合。和洋菓子を扱う「木村屋」を設立し、菓子店として事業をスタートさせた。「ここに来たらお菓子は何でも揃う」というお店でありたいという想いから、和菓子・洋菓子どちらも取り扱い、現在は、100種類以上の商品を取り扱っているという。原材料はより自然に近いものを基本とし、添加物、塩分を極力使わないのがこだわりだ。

地元愛を感じるユニークなネーミング

十日町木村屋の菓子は、地元で出土した「火焔型土器群」にちなんだ「土器ドキ最中」、転がして雪玉を作り、その硬さを競う遊びの名前をつけた「つぼんこ」、方言を名前にした「だんだんどうも」「あささささ」など、ユニークな商品名も特徴だ。十日町らしさや懐かしさが名前からも伝わればと名付けたという。看板商品の「つぼんこ」は、首都圏在住の20代~30代の女性が選んだ「十日町名物ベスト10」にもランクイン。やわらかな栗をまるごと1つ使い、バターが入ったコクのある黄身餡とパイ生地で包んでいる。栗を餡でくるんで丸め、パイで包むのは、すべて職人の手作業。空気の層が幾重にも重なったパイ生地は、扱うのが難しい分、美味しさもひとしおだ。食べやすい小ぶりなサイズながら、バターの風味が豊かで満足感のある一品。郷土を感じるネーミングと相まって、手土産にも好評だ。

  • 十日町木村屋
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生産者紹介

店長:関口久子
店長関口久子

十日町市出身。高校卒業後に上京し、羊羹の老舗に勤務。宣伝部として広報活動やディスプレイなどを担当していた。東京で5年間働き、23歳の時に、ふるさと新潟に帰ることを決意。仕事を探している中で木村屋に出会い就職、その後、現社長と結婚し、公私ともにパートナーとなり今に至る。木村屋では、製造・販売を担当。昔も今も、変わらず良いものを作り続けていきたいと語る。量産して安く売ることはせず、目指したいのは、品のあるお店。お客様からの美味しかったという声や、ありがとうという言葉がやりがいだ。心込めて作ったお菓子を全国に届け、喜んで頂けることを楽しみにしている。

店舗詳細

店舗名称 十日町木村屋
住所 新潟県十日町市高田町6丁目759-2