新潟直送計画からのお知らせ

「枝豆・茶豆」の予約受付が始まりました

新鮮な野菜や果物で地元を支える影の功労者!雪室熟成商品をきっかけに上越の農業を元気に!これからの動向に一層注目が集まる流通のプロフェッショナル!

株式会社上越フルーツ 上越市に本社を構える

全国ネットで上越の食卓を支える

上越フルーツの業種は青果物の「仲卸」。市場で野菜や果物を買い付け、スーパーや八百屋に販売しているのである。市場での買い付けを行うことができるのは、権利をもった企業だけなので一般の消費者はもちろん、権利の無いスーパーや八百屋、飲食店などは「仲卸」がいなければ青果物を買うことができない。つまり、上越フルーツのような企業が私たちの生活を見えないところで支え続けてくれているのである。なかでも上越フルーツは県内の大手スーパーをはじめ、多くの取引先が厚い信頼を寄せる。それは長年培ってきた全国へのネットワークを駆使し、新鮮な野菜や果物を豊富に供給することができるからである。スーパーなどにとって最も避けたい事態は商品を切らすこと。天候によって供給が大きく左右する農作物を常に安定的に提供してくれる上越フルーツは上越地区にとって無くてはならない存在なのである。また、目利きのバイヤーがより質の高い青果物を見極めていることも上越フルーツが支持される理由の一つである。さらに現在はカット野菜工場も稼働させ、業務用向けの供給も行っており、活躍の場をどんどん広げている。

雪室を武器に上越を盛り上げたい

新潟県内の中でも豪雪地帯として知られる上越地区。この地域では現在「雪室」の活用に積極的に取組んでいる。「雪室」とは、雪を敷き詰めた天然の貯蔵庫のこと。このなかで野菜や果物を貯蔵することで角が取れたマイルドな味わいになる。また、素材本来のうまみを引き出すとも言われており、近年改めて見直されている技術である。しかしながら、雪室熟成商品の可能性は解明されていないことが多い。全国的に見てもノウハウが無いため、各社が試行錯誤を続けている。上越フルーツもこの雪室に魅力を感じている企業の一つ。より美味しいものを届けたいという想いから、研究を重ねてきた。貯蔵する食材によって最適な条件で貯蔵しなければならないため、様々なパターンを試し結果を蓄積している。この商品開発は一言で言うならば「投資」。多くの時間とコストを投資するのは、それだけ雪室の可能性を信じているから。そして、この雪室熟成商品をきっかけにもっと上越地区の農業を盛り上げたいという気持ちが強いからだ。多くの農家が跡継ぎ不足に悩んでいるが、その理由のひとつに収入が不安定ということがあげられる。上越フルーツは雪室熟成商品を地元の農家と連携して全国ブランドへと育て上げ、この問題を解決したいとのこと。販売先を確保して収入が安定すれば、農家を志す若者が増加するのではと考えているのである。 しかし、上越フルーツは雪室熟成商品は上越の農業を盛り上げるきっかけの一つと捉えている。流通のプロフェッショナルとして農家を巻き込んで雪室以外の商品づくりも考えているとのこと。これからも上越の農業を元気にするために地道な努力を積み重ねていく。

  • 雪室熟成商品の開発に積極的に取組む 雪室熟成商品の開発に積極的に取組む
  • 幅広い商品を選別し出荷する 幅広い商品を選別し出荷する
  • 毎日多くの食材が入荷する 毎日多くの食材が入荷する
  • 雪室熟成された野菜を使ったポタージュセット 雪室熟成された野菜を使ったポタージュセット
  • 子供も飲みやすく仕上がった野菜のポタージュ 子供も飲みやすく仕上がった野菜のポタージュ
  • ポタージュは湯煎するだけですぐ飲める ポタージュは湯煎するだけですぐ飲める

生産者紹介

社長 草間 竜也
社長 草間 竜也

1977年生まれ新潟県上越市出身。関東の大学へ進学後、関西や海外での10年間の修行を経て新潟に戻り、平成25年代表取締役就任。自らもバイヤーとして全国を飛び回る一方、近年は新潟において雪を使った天然冷蔵庫『雪室』の活動で上越地区の発展に尽力している。バイヤーとしてはベテランの草間社長だが、数年前、地元の先輩から薦められ始めた雪室に関しては全くの初心者。活動を始めたばかりの頃は思いもよらない失敗も多かったが、試行錯誤を重ね、ようやく商品開発までに至った。

どんどん上越の農業を面白くしますよ!そう生き生きとした表情で語る草間社長が作り上げる“上越地産ブランド”は わたしたちの食卓をさらに充実させてくれるに違いない。

店舗詳細

店舗名称 株式会社上越フルーツ
住所 新潟県上越市木田3-5-27
営業時間 8:30~17:00
定休日 日曜・祝日・その他市場が休みの水曜