樋口農園
新潟県加茂市 店舗カテゴリ:果樹園代々受け継がれてきた技術と伝統を守る「梨専門」の果樹園
歴史ある梨専門の果樹園
日本一の長さを誇る信濃川沿いに位置する加茂市で、主に梨を中心とした栽培を行っている樋口農園。信濃川の運ぶ流水が土に潤いを与えるここ加茂市は、果樹園が多いことで知られている。
果物作りに適した肥沃な土壌と気候にも恵まれ、先祖代々受け継がれてきた樋口農園。その歴史は45年にも渡る。品質を美味しさはもちろんのこと、環境と人にも優しい梨作りを心がけている。梨は西洋梨ル・レクチェ、幸水梨、豊水梨、20世紀梨、南水梨、新高梨、新興梨、と多くの品種を手がけている。
栽培している梨は全品種、昔ながらの手作業で受粉や袋掛けを行い、品質と美味しさのためにはその手を惜しまない。そして何より美味しい梨を作る上で大事なことは、梨の樹を健康に保つということ。果樹栽培では、地上部の管理は熱心に行われるが、地下部(根)の管理はおろそかになりがちなのだそうだ。樋口農園では、グロースガンという土中に空気を打ち込む機械を使用している。土中に空気を打ち込むことによって通気性を高め、根の呼吸を促進し、梨の樹の根の健康もしっかりと管理している。
さらに、安全な作物を育てるため、減農薬栽培を行い、有効微生物を使用し、自然そのものの力を引き出した栽培を心がけている。
幻の西洋梨「ル・レクチェ」
新潟県民が冬ギフトとして県外の知人・友人に贈る商品の人気No.1の商品。それがル・レクチェ。ルレクチェは明治時代に新潟県に導入された西洋梨。しかし、数多くある西洋梨の中でも最も栽培が難しいため全国的には広まることはなかった。幻の洋梨の異名を持ち、新潟県内では「最も美味しい洋梨」という高い評価を受け、県外からも年々注文される数が増えてきている。
幻と冠せられるほど、その栽培が難しいル・レクチェ。原産国のフランスではその栽培の難しさから、現在ではまったく流通していないほどである。
果肉はとろけるようにやわらかく、果汁が多い上に甘味は非常に強く、独特の芳香を持っている。
樋口農園でも毎年大人気のル・レクチェ。樋口農園では自然追熟で、果実本来の力のみで追熟をさせている。収穫後に出荷時期調整のために行う、冷蔵庫での温度管理や、ホルモン剤の使用は一切していない。完全自然追熟によってル・レクチェのもつ滑らかな食感と芳香が保ち、果実本来の美味しさを味わえる逸品に仕上がるのだ。
生産者紹介
園主樋口克孝
先祖代々から受け継がれている果樹園で45年、昔ながらの手作業での受粉、全品種の袋かけなど品質と美味しさの為に手を掛ける努力をしている園主の樋口克孝さん。減農薬栽培、有機微生物を使用した栽培、グロースガンを使用し健康的な土作り行い、日頃から安全な栽培を心がけている農家さんである。
日本一の信濃川沿いに位置し、果物作りに適した肥沃な土壌と気候に恵まれた環境である加茂市。若い後継者が多くいる地区で梨、桃、田などの栽培技術を教え合い、美味しさと品質を追求し、技術向上に努力している。
店舗詳細
店舗名称 | 樋口農園 |
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住所 | 新潟県加茂市山島新田261 |