新潟直送計画からのお知らせ

2022年度夏季連休期間の営業スケジュールについて

海苔の専門店をルーツに持つ、海産物加工を行う食品メーカー。長年の目利きで厳選した有明海産の焼き海苔は、「口どけの良さ」と「豊かな磯の風味」が人気を集めている。

サンキョーフーズ 「海苔が美味しいサンキョー」と親しまれている

日本海側で唯一の海苔工場を持つ食品メーカー

新潟市中央区のサンキョーフーズは、2002年創業の食品メーカーだ。海苔や海産物の加工を行う他、刺身のツマといったカット野菜、巻き寿司を主とした惣菜まで事業内容は幅広い。中でも海苔は、「口どけの良さ」と「豊かな磯の風味」に定評がある。その海苔を使った巻き寿司は、スーパーの惣菜コーナーに並んだそばから売れていくほどの人気だという。それもそのはず、同社は創業時から海苔に力を入れているからだ。1953年(昭和28年)、先代の社長が個人商店としてスタート。バイクで宮城まで干し海苔を買い付けに行き、取引先に出向いて行商していた。その品質を見極める目利きと営業力で、徐々に商店の規模が拡大。1966年、「焼き加工」の技術を導入し、自社工場を構える。焼き海苔の品質の高さは評判となり、全国のスーパーから注文が殺到。「海苔が美味しいサンキョー」と親しまれるようになった。今では、本州の日本海側で唯一の海苔工場を持つ企業として、業界で確固たる地位を確立している。

海苔は長年の目利きで厳選

サンキョーフーズが取り扱うのは、主に有明海産の海苔。有明海といえば、全国でも有数の海苔の産地で、生産量のみならず品質もトップクラスだ。営業の渡辺さんが九州まで足を運び、市場へ買い付けに行く。同社はもともと海苔の専門店だけあって、受け継がれてきた目利きは厳しい。見極めるのは、色、ツヤ、触り心地。見て、触って確かめるだけではなく、実際にその場で焼き、試食までして厳選するという。渡辺さんは、「同じ有明海産のものでも、品質はピンキリ。仕入れ値は、1円どころか1銭単位で変わります。海苔の競りは非常にシビアで神経を使いますよ」と語った。全国の消費者に同社の海苔が長年愛されているのは、そんな妥協を許さない姿勢があるからこそかもしれない。

新潟県産の材料にこだわった「豆天」

主に海産物加工をするサンキョーフーズだが、小規模ながら菓子製造も行っている。それが豆天(まめてん)だ。豆天とは、小麦粉と米粉を混ぜた生地を薄くのばし、大豆をのせて油で揚げたもの。生地のサクサク感、大豆のポリポリ感が美味しいお菓子である。新潟の下越地方では、かつてどこの家庭でも作っていたというソウルフード。今ではお菓子として馴染みがあるが、もともとは「ご飯のおかず」のような存在だったという。子ども時代、食卓にあったと語る営業の渡辺さんは「天ぷらみたいな感覚だったのかもしれません」と振り返る。しかし、時代とともに自作する家庭が減少。そんな背景もあってか、ある日とあるスーパーから「豆天を作ってほしい」という要望があった。そこで、新潟県産の米粉と大豆にこだわって手作りしてみたところ、その素朴な味わいが想像以上の反響を呼ぶことになる。繁忙期には1ヶ月に1万枚近く製造することもあるそうだ。中には、「新潟の知り合いから手土産にもらって、美味しかったからまた食べたい」という県外からの電話も珍しくないという。渡辺さんは、「もっと販路を拡大して、新潟のローカルフードを全国に広めたい」と笑顔を見せた。

  • サンキョーフーズ
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生産者紹介

営業:渡辺 稔
営業渡辺 稔

新潟市江南区出身。地元の高校を卒業後、東北の大学へ進学する。長男ということもあり、かねてから「将来は大好きな新潟に戻って仕事がしたい」という思いがあったため、1994年にUターン。サンキョーフーズに就職する。配送業を経て、現在の営業職ヘ異動。今では、会社のメイン事業となる「海苔の買い付け」という大役を務めている。「海苔の買い付けはまだまだ勉強中ですが、やり甲斐のある仕事だと思っています」と語った。

店舗詳細

店舗名称 サンキョーフーズ
住所 新潟県新潟市中央区長潟2-6-17