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関農園は、米の名産地・南魚沼市で「日本一美味しい米」を作る農家。米・食味分析鑑定コンクール6年連続金賞受賞の米は、日々の栽培の研究・実践により生み出される。

関農園 新米の時期のみ営業する直売所

日本最大の米品評会で6年連続金賞受賞の米農家

関農園は、日本屈指の米どころ「南魚沼市塩沢地区」にあり、「究極に美味い米」を追求している米農家だ。この塩沢地区は、全国的に有名な名産地「魚沼地域」の中でも、特に美味しい米が生産されることで有名な地域。中でも関農園は、「日本一美味しいお米を作る農園」として知られている。その理由は、「米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」において、なんと、前人未到の6年連続金賞受賞(総合部門5回、栽培別部門1回)を達成したため。このコンクールは、毎年全国から約5000検体もの出品が集まる世界最大級の品評会。もっとも格式高い「総合部門」にて受賞できるのは、厳正な機械検査と約40名の審査員による食味審査を通過した上位45検体のみ。中でも「金賞」は、たった16検体しか選ばれない最も栄誉ある賞だ。また、関農園の米は、なんとあの「ギネス世界記録」にも認定された、東洋ライス株式会社の「世界最高米」にも、4年連続で選出されている。

日々の研究によって生み出される「究極に美味い米」

関農園の手掛ける米が美味しくなる秘訣は、「自家製の発酵有機肥料の使用」と、「田植えの時期を通常より1ヶ月遅らせること」の2つにある。まず、自家製発酵有機肥料は、米糠・魚・昆布・カニ殻を混ぜ合わせ、微生物の作用で1年間発酵させたもの。動物性・植物性の「アミノ酸」が、バランスよく配合されているため、濃厚な旨味と、透明感のあるさっぱりとした旨味、両方の美味しさが凝縮されたお米に育つという。さらに、田んぼごとで撒く肥料の量を調整し、栄養素が過剰になりすぎないよう注意している。そして、田植え時期をズラすのは、昼夜の寒暖差の激しくなる8月下旬~9月初旬に、稲が稲穂の伸ばす「登熟期」を迎えられるようにするためだ。この時期、稲は光合成で生み出した栄養を米に蓄えていくが、自らの呼吸活動にもその栄養を消費してしまうという。しかし、夜間に気温がグッと下がることで、稲は呼吸活動を抑え、消費せずにすんだ分、米に栄養をたっぷりと蓄えられるのだ。また、関農園では栽培中の農薬不使用・農薬8割減といった、健康や環境に配慮した米作りにも取り組んでいる。これらの方法は、代表の関さんと先代が、米作りの名人に学び、常に試行錯誤してきたもの。常に、究極に美味い米を追求したからこそ、日本有数の美味しい米を収穫できるのだ。

  • 関農園
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生産者紹介

代表:関 智晴
代表関 智晴

南魚沼市出身。学生時代から家業である稲作の手伝いをしていた。高校卒業後、東京にて、プロのスノーボーダーとして活動を始める。2005年、20歳で結婚を機に、実家にUターン。27歳までは、農業とスノーボードを両立して活動していた。しかし、26歳の頃から、先代の父と一緒に「究極に美味しい米」の研究に力を入れ始め、スノーボーダーを引退し、米作りに集中した。現在は関農園の代表として、さらなる食味向上を追求するのみならず、田んぼに住む生き物を大切にした農業にも取り組んでいる。「今後は、究極に美味しい米を使った、究極に美味いおにぎりを作りたい」と強く意気込む。

店舗詳細

店舗名称 関農園
住所 新潟県南魚沼市関84
定休日 土・日・祝