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お米一筋140年の老舗米店。「美味しかった~。またお願いね」のその一言と笑顔のために、こだわりのお米を届け、家族団らんの食卓をお手伝いする。

米屋かたぎり 田んぼの土作りから一貫して「顔が見える」にこだわる老舗米店

阿賀野市でお米一筋140年

阿賀野市で1879年(明治12年)に米穀業として開業した「米屋かたぎり」。周辺には、年間10万人もの人が訪れる人気名山「五頭山」があり、ラムサール条約湿地に登録されている「瓢湖」には、毎年5000羽を超える白鳥が飛来する。「米屋かたぎり」は、この自然豊かな土地で育った米を人々に届けることに喜びを感じながら商いをしてきた。そんな「米屋かたぎり」の看板米は、「五頭山」から名前をとったその名も「五頭山系(ごずさんけい)」。現在市場で取引されているコシヒカリの多くは品種改良を重ねたものだが、「五頭山系」は、改良前のいわゆる「従来品種」の苗を使用。粘りが強く、もちもちとした食感と、こっくりとした甘みを楽しめる。「冷めても美味しい」と好評で、一度食べると味の違いは歴然だ。

三人娘が店を切り盛り、新商品も開発!

「米屋かたぎり」の活気あふれる雰囲気の源は、紛れもなく現社長の娘ら、三姉妹だ。長女の千恵さんは、高校を卒業後すぐに家業を手伝うようになり、二女の佐季さんと三女の佑季さんも、一度は別の職業に就いたものの、今では米屋を手伝い、父である社長と千恵さんを支える存在だ。千恵さんと三女の佑季さんはお米の博士号とも言われる「3つ星お米マイスター」の資格を獲得するなどお米についての知識と扱いはプロ中のプロ。そんな三姉妹が地元の土産店と共に企画したのが、簡単に炊けて具材たっぷりのご飯が楽しめる「嘉右衛門シリーズ」だ。食べる人の事をとことん考えた結果、米は無洗米・1合~2合の使い切りサイズ、さらには、栄養満点の国産野菜を加えた人気商品で、一人暮らしの若者から、年配の方まで幅広い世代から「使いやすい」「美味しい」と支持を集める。

  • 米屋かたぎり
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生産者紹介

9代目:上松千恵
9代目上松千恵

阿賀野市出身。「米屋かたぎり」三姉妹の長女として生まれる。県内の高校を卒業後、家業を手伝うようになった。当時は、観光地である瓢湖に隣接する土産物店で米を販売する他、全国の旅館・サービスエリアなどに米を卸していたが、売上が伸び悩み始めたことをきっかけに新商品の企画を発案。今までになかったジャンルの商品である「嘉右衛門シリーズ」を生み出した。今では簡単に炊けておいしく、栄養バランスも良いと喜ばれ、多くのファンを獲得。「贈り物の定番となってくれれば嬉しい」と期待を寄せる。

店舗詳細

店舗名称 米屋かたぎり
住所 新潟県阿賀野市中央町1丁目13-40