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糸魚川市能生谷地区で愛される和洋菓子店。看板商品は、昔ながらの製法で作る「杵つき餅」。夏場は名物の「かき氷」を求めて、県内外から多くの人が足を運ぶ。

佐藤菓子舗 スキー場に近く、県外や海外のスキー客も訪れる

地域に寄り添い、真摯に向き合う菓子店

1960(昭和35)年、糸魚川市能生谷地区で創業した「佐藤菓子舗」。かつて菓子店がなかった能生谷の地に、埼玉県の菓子店で修行をした先代が暖簾を掲げた。パンの製造からはじまり、祭りの餅や冠婚葬祭の生菓子など、地域の暮らしに寄り添いながら歴史を重ねてきた。現在は昔ながらの餅菓子をメインに、マドレーヌやクッキーなどの洋菓子も販売。夏は1日に400杯も売り上げる「かき氷」、冬はスキー客にも人気の「たい焼き」が名物だ。そんな佐藤菓子舗の朝は早く、毎朝4時から「朝生(あさなま)」と呼ばれる和菓子の仕込みからはじまる。「餅菓子や水ようかんなど、その日の朝に作って、その日中に販売するお菓子のことを『朝生』と呼んでいます。毎日朝早くて大変ですが、お客さんのことを想うと1日も休めません!お客さんに喜んでもらうことがやりがいですね」と、2代目・佐藤才(さとる)さんは語る。早朝から心を込めて仕込んだお菓子は店頭のみならず、地元のスーパーにも並ぶ。来客時のお茶菓子やちょっとした手土産に利用するなど、地元民にとって身近な存在だ。どこか懐かしくて温かい、飾らない味を提供する「街のお菓子屋さん」として多くの人に親しまれている。

手仕事で生み出す、味わい深い「杵つき餅」

佐藤菓子舗の看板商品は、糸魚川産のもち米「わたぼうし」を使用した「杵つき餅」。先代から受け継いだせいろでじっくりと蒸し上げ、年季の入った杵つき機で丹念につき上げたコシの強さが自慢だ。最大のポイントは、餅を成型する作業を「手のし」で行うこと。つき上がった餅を木枠に入れ、手に粉をつけながら丁寧に伸ばしていく。焼き餅にすると、餅の周りに付着した粉が焼けることで香ばしさがプラスされるそうだ。形状のバラつきも、手仕事ならではの味わいがあって愛らしい。佐藤さんは、「機械を使いながらも、半分は人の手。けっこうな重労働なんですよ。手のしの工程を担当する妻と、毎日ストレッチをして体力をキープしています」と、笑う。また、杵つき餅はラインナップの豊富さも魅力のひとつ。定番の白餅・よもぎ餅・豆餅のほか、ごま餅・えびしお餅・あおのり餅といった個性派も揃っている。中でも、よもぎ餅に使用するよもぎは、佐藤さん自ら摘んだもの。春のわずか10日間、地元の山麓で摘み取ったやわらかな新芽だけを使用するのがこだわりだ。糸魚川の食材を活かした風味豊かな味わいは、幅広い世代に愛されている。

  • 佐藤菓子舗
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生産者紹介

2代目:佐藤 才(さとる)
2代目佐藤 才(さとる)

糸魚川市出身。1997年に、妻の実家である「佐藤菓子舗」に入る。先代である義父の味を受け継ぎながら、2代目としてさまざまな挑戦を行ってきた。2010年には、「お店に足を運んでもらう仕組みを作りたい」という想いから、「かき氷」の提供を開始。「富山や長野などから来てくれるお客さんも多いんです。冬場のスキー客が、夏にかき氷を食べに来てくれることもありますよ」と微笑む。「お菓子を食べたときの笑顔を見るのが一番!」と語る佐藤さんは、今日も真摯に菓子作りに向き合う。

店舗詳細

店舗名称 佐藤菓子舗
住所 新潟県糸魚川市大字大沢587-7