新潟小川屋
新潟県新潟市江南区 店舗カテゴリ:水産加工創業1893年(明治26年)。100年以上に渡って「美味しいものを作る」という想いを貫き通してきた新潟小川屋。商品はどれも逸品揃いで、新潟ギフトの定番として知られる。
美味しさを追求して伝統食を次世代へ繋ぐ新潟小川屋
新潟小川屋は創業1893年(明治26年)という長い歴史を持つ食品加工会社。サケ・タラの漬け魚を中心に生産しており、他にも漬物や甘露梅といった商品まで広く取り扱ってきた。設立から100年以上変わらずに貫き通してきたのは、「美味しいものを作る」という強い想い。そのためには、素材にこだわるだけでなく、各商品の製造方法を常に改良してきたという。絶え間ない努力は、提供する商品の味わいとして確かに成果が出ており、新潟小川屋は高級ギフトの定番店舗として知られている。直営の古町本店・新潟伊勢丹店・駅ビルCoCoLo新潟本館店には、古くから通う常連客やギフト利用者、出張の土産品を求める人など幅広い人が来店。県外にも多くの固定ファンがおり、人気をますます高めている。近年は、贅沢な駅弁・宅配弁当をテーマとした新規事業も展開し、さっそく評判となっている。
圧倒的人気を誇る新定番ギフト「匠の焼漬け」
新潟小川屋で1番の人気を誇る商品が「匠の焼漬け」だ。焼漬けとは、新潟に古くから伝わる郷土料理で、新鮮な魚を焼き上げた後、特製のタレに漬け込むというシンプルな料理のこと。小川屋ではさらに一工夫加え、醤油ベースのタレを煮切ることで、日本酒・みりんに含まれるアルコール分を飛ばし、うま味をぎゅっと凝縮させている。こうしてできた「匠の焼漬け」は、ふっくらとした食感の身に、甘じょっぱいタレが良く染み込んで、たまらない美味しさだ。調理加工済みのため、ギフトに贈った相手が火を使う必要がないため、高齢の人へ贈っても安心だと人気を集めている。伝統の料理が再び大きな注目を浴びているのは、現代に合わせた味わいを追求したからだという。新潟小川屋は美味しい料理を提供することで、地域の郷土料理を次世代へ繋いでいるのだ。
生産者紹介
営業部長山田正明
新潟市中央区出身。音楽業界に身を置いた後、2017年に新潟小川屋へ入社する。新潟県の郷土料理「焼漬け」に着目し、現代の嗜好に合わせた改良を提案。さらにふっくらとして、うま味の強い味わいに仕上げた。完成した「匠の焼漬け」は、小川屋でも1番人気の商品となっている。「美味しいものを食べたとき、人は幸せそうな表情になります。そんな顔を見た人も幸せな気持ちになれます」と山田さん。美味しさと贈りやすさを大切に、商品を多くの人に知ってもらおうと意欲を燃やしている。新しい取り組みとして、弁当の宅配事業をスタート。現代の食事シーンに合わせ、新潟伝統の美味しい料理を提供する。
店舗詳細
店舗名称 | 新潟小川屋 |
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住所 | 新潟県新潟市江南区大渕1631 |
定休日 | 土・日・祝 |