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お米コンテストで続々入賞!自然豊かな柏崎市善根地区で環境を大切にした循環型農業を追求する「中村農研」。こだわりの詰まった美味しいお米を全国へ届ける。

中村農研 自然を大切にした循環型農業を追求!

自然を大切にした循環型農業を追求

新潟県柏崎市の山沿いに位置する善根地区。里山の恵みを存分に受けたこの地域は、春はめだか、夏はホタルなど、多様な生き物が共存し合う豊かな自然が広がる。中村農研では、「毎日食べる米だからこそ、安全で美味しく」をモットーに、コシヒカリやこしいぶき・ひとめぼれ・ミルキークイーンなど幅広い品種の米作りを手掛けている。
代表の中村さんがこだわるのは、微生物の働きを最大限に活かした循環型農業。健全な植物の育生には、土壌の必須微量要素が欠乏しないように補っていくことが重要だという。そのために、柏崎市で製造される魚のアラにこぬかなどを加えて醗酵処理をした有機JAS認証の「元気ゆうき君」を中心に、米ぬか・石灰・海水塩などを独自にブレンドして使用。化学肥料に頼らず、有機質の肥料で土中の微生物を活性化させることで、稲にも環境にも優しい米作りに取り組んでいる。また、徹底した土壌管理だけでなく、稲がのびのびと成長できるように稲と稲の間隔をしっかりと空けた田植えにもこだわる。密生を避けることで、株元に太陽光が当たり、害虫や病気の発生を抑えることができるのだ。大切に育てた米は、「平成21年度柏崎専農経営者会議食味コンテスト」にて第1位、「平成27年度日本一おいしい米コンテスト」にて優良金賞、「令和3年度米-1グランプリinらんこし」にて入賞。その実力が高く評価されている。

注目の新品種「ゆうだい21」

様々な品種の栽培にチャレンジしてきた中村さんが特に美味しいと自負する米が「ゆうだい21」である。1990年に宇都宮大学で開発された「ゆうだい21」は、コシヒカリと比べて草丈が高く、穂に実る籾の数が多い新品種。宇都宮大学の頭文字『U』に、大きな穂という特徴や21世紀の主役となる品種になってほしいという願いを込めて名付けられた。「ゆうだい21」の最大の特徴は、冷めても粘りが落ちずに美味しさが持続すること。コンビニ大手のおにぎり用として、契約栽培が開始されたことで注目を集めている。白米と言えば噛めば噛むほど美味しくなる印象があるが、「ゆうだい21」の最大の特徴は「口に入れた瞬間に美味しい」ということだと中村さんは語る。中村農研こだわりの栽培によって、特長を最大限引き出した「ゆうだい21」の味わいは必見だ。

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生産者紹介

代表:中村寛美
代表中村寛美

新潟県柏崎市出身。工業高校を卒業後、電気系の工場に勤める傍ら、兼業農家として米作りに携わってきた中村さん。地域高齢化と共に近隣から田んぼを譲り受けることが多くなり、平成10年より専業農家として新たな一歩を踏み出す。米作りを行う中で化学肥料を大量に使用する従来の農業について違和感を覚え、独学で勉強を重ねて有機質を使用した循環型農業にたどり着いたという。腕試しとして挑戦したお米のコンテストでは、続々と賞を受賞。こだわりの栽培方法によって育てた自慢のお米で、毎日の食卓に幸せを届けたいと語る。

店舗詳細

店舗名称 中村農研
住所 新潟県柏崎市大字善根5454-1