ハーブティー「神目箒茶」

ホーリーバジルの栽培は、春の種まきからスタート。ポットに種をまき、40〜45日間ほど大切に育苗します。苗が育ったら、畑に植えていきます。

初夏に行うのが、一番先端の若い花芽をカットして脇芽を伸ばす「摘心」。「まつのやま茶倉」では、「茶摘み」と呼んでいるそうです。摘心をするほど脇芽が増え、より多くの花が咲きます。カットした花芽は、「RAMA花茶」の原料に使用しています。

8月に入ると「茶摘み」をやめて、最後の花を咲かせます。そして、畑で「熟成」させるそう。「最初は白い種が、だんだんと黒くなっていくんです。8割くらいまで熟成させるとすごく美味しくなるんですよ」と、嶋村さん。畑で熟成後、株を根元から刈り取ります。

刈り取ったホーリーバジルは吊るし干しして完熟させ、20〜30日ほど自然乾燥させます。地元の福祉施設と連携（農福連携）して、手作業で穂柄や葉をしごき取り、その後に選別作業を行い、初冬に神目箒茶の原料が完成します。

ティーバッグに入った茶葉を、一つ一つ手作業で包装します。そうして作られた「新茶」が次の年にお店に並びます。「自然のものなので、毎年味や香りが変わります。それもぜひ楽しんでください」と、嶋村さんは話していました。

芳醇な花の香りと清涼感のある味わいが魅力のハーブティー。畑で熟成させた花を自然乾燥して、風味を最大限に引き出しました。スパイシーな香りが特徴的な品種を使用しています。

甘い香りが特徴の品種を使用。熟成させた花と手摘みした若い花芽を、贅沢にブレンドしています。フルーティーで上品な甘さのある風味をご堪能ください。

「RAMA」の若い花芽を使用したハーブティーです。陰干しと天日干しでじっくりと乾燥させました。華やかな香りとすっきりとした味わいを楽しめますよ。

深みのある芳醇な香りを持つ「RAMA」と爽やかで澄んだ味わいが魅力の「VANA」を絶妙なバランスでブレンドしました。香り・味わい・余韻すべてにこだわった特別なお茶です。