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カエデの一種、落葉高木「メグスリノキ」の成分に注目し、樹木栽培から製品販売まで行う「有限会社 肝太」。自然の恵みあふれる上越地方で、コシヒカリの栽培も手がける。

有限会社 肝太・妙高西条農園 新潟県妙高市の豊かな自然にて、栽培加工を行う

メグスリノキの栽培から商品開発まで行う「有限会社 肝太」

新潟県妙高市にて、メグスリノキの栽培加工を行う「有限会社 肝太」。眼病や肝臓機能に効能があるとされるメグスリノキに注目し、これまで多くの商品を開発してきた。小枝をチップ状にしたティーバッグ茶や、ウコンとメグスリノキエキスを配合した栄養ドリンクを始め、乾燥うどんやキャンディーなどとバリエーション豊かだ。樹木の栽培は、取締役である池田さん自らが行い、木々を一つ一つ丁寧に管理した上で大切に育てている。健康の手助けとなるような商品は、県内外問わず全国でのリピーターが多い。特に、メグスリノキエキスを使用したウコンドリンクは、これまでのドリンク剤にはなかった効果が期待され、テレビでも取り上げられる人気商品の一つだ。

天然の目薬「メグスリノキ」との出会い

そもそも、池田さんがメグスリノキ栽培を始めたきっかけは、林業の仕事で各地の山を転々としていた時のことだった。ある日、山中で炭焼きをしていた男性とたまたま遭遇。ひょんなことからメグスリノキ茶を男性から貰った池田さんは、その時に初めて「メグスリノキ」を知る。「そんな木が存在するのか?」と不思議に思い、図鑑などで調べてみると、確かに古来より自生していた樹木ということが判明。ユニークな名前やその効能に、段々と興味を持ち始めた。ここから樹木栽培、引いては商品開発を手がけるようになった。中でも、メグスリノキの認知を高めるため、群馬県の農協と相談して共同開発されたのが、栄養ドリンク剤だ。そのユニーク性や、期待される効能から、瞬く間に売れていったという。現在では、奥さんである池田博子さんと「有限会社 肝太」を設立。様々なメグスリノキ商品を開発し、他にはない商品ラインナップで、ファンを増やしている。

多方面への取り組みで、県内外からも注目

メグスリノキ製品の販売以外では、有機肥料を使用した従来品種コシヒカリの生産も行っている。本物の美味しさにこだわり、海のミネラルを豊富に含んだ肥料を北海道から取り寄せ、有機肥料と混ぜ合わせた独自の土壌改良を行っている。肝太で作られるコシヒカリは驚くほど甘く、一粒一粒にミネラルをぎゅっと詰めたかのような美味しさ。肝太の商品は、多くの人を魅了するが、魅力はこれだけではない。県内外の客を招いては、農業体験が出来る宿泊ツアーを毎年企画。稲刈りの経験がない人や都会に住む若者などが多く参加し、昼は農業、夜は新潟の美味しいお酒で乾杯、と各年盛況なツアーとなっているようだ。他にも、田んぼの側面に草で文字を作る畔道アートを催し、多くの人々を喜ばせている。

  • 有限会社 肝太・妙高西条農園
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生産者紹介

取締役:池田勝重
取締役池田勝重

新潟県妙高市出身。妻の博子さんと「有限会社 肝太」を設立。眼病や肝臓機能に効果があるとされるメグスリノキの栽培や、製品販売を行う。また、実家の「妙高西条農園」を受け継ぎ、有機肥料を使用したミネラル米作りにも専念。肝太で作られる商品は、どれも他にはない独自性が高いものばかりである。「どの商品にもこだわりや想いが強く、面白いものが作りたいんだ」と、池田さんは語る。人との交流をとても大切にしており、県内外からの客を招いて農業体験ツアーを企画したり、田んぼに草で文字を起こす畔道アートを催したりと、様々なイベント活動にも精力的。多くの人を魅了する肝太の取り組みに、今後も注目だ。

店舗詳細

店舗名称 有限会社 肝太・妙高西条農園
住所 新潟県妙高市大字西条755