新潟直送計画からのお知らせ

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古くから「発酵の街」として親しまれる、新潟市沼垂地区の味噌蔵。併設された直営店では、惣菜やスイーツなどの味噌を使ったオリジナル商品も販売している。

峰村醸造 栗ノ木バイパス沿いに蔵を構える

発酵の街・沼垂で「越後味噌」を造り続ける

新潟市中央区に位置する沼垂地区は、味噌蔵や酒蔵などの歴史ある醸造蔵が残るエリア。この地で、1905(明治38)年に創業した峰村醸造は、味噌を醸造する味噌蔵だ。ダイレクトマーケティング部 部長・小林潤さんは、「今の栗ノ木バイパスがある場所は、栗ノ木川という川が流れていました。創業当時は、栗ノ木川沿いにうちを含めて40軒ほどの醸造蔵が軒を連ねていたそうです」と、語る。創業当時から味噌造りにおいて大切にしているのは「大豆の加熱方法」。峰村醸造では、「半煮半蒸(はんにはんむし)」という製法で造っている。その名の通り、大豆の旨味を逃さない程度に煮てから、加熱が足りない分を蒸すという方法だ。煮た大豆を使うと、色鮮やかな見た目に仕上がるが、大豆の旨味が流れてしまうというデメリットがある。2つの加熱方法をバランス良く取り入れることで、大豆本来の旨味を残しつつ、美しい見た目の味噌に仕上がるという。「創業当時は、蒸した大豆だけを使って味噌を造っていました。現在はお客様の声に耳を傾けながら、味わいにも見た目にもこだわった味噌を製造しています」と、小林さん。一方で、「昔の味噌が好き」という根強いファンも多く、創業当時と同じ製法で造った「復刻仕込 越後味噌」も人気だ。

歴史ある蔵座敷を改装した「くらざしきスイーツ」

峰村醸造は、定番の味噌漬け・惣菜・焼き菓子など、自社の味噌を使ったオリジナル商品を多数展開している。2024年4月には、味噌を使ったスイーツのテイクアウト専門店「くらざしきスイーツ」をオープン。もともと人気商品だった「みそプリン」「みそキャラメルチーズケーキ」「みそガトーショコラ」をリブランディングして販売している。「『くらざしきスイーツ』は、敷地内に残された土蔵をリノベーションしています。大正時代に建てられた風情ある蔵座敷を、多くの方に親しんでもらいたいという想いから誕生しました。2階はお座敷になっているので、購入したスイーツをその場で食べることもできますよ」と、小林さん。クラシカルな空間で、峰村醸造の伝統的な味噌を使ったスイーツを堪能できる。

  • 峰村醸造
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生産者紹介

ダイレクトマーケティング部:小林 潤
ダイレクトマーケティング部小林 潤

新潟市出身。高校を卒業後、デザインの専門学校に進学するために上京。洋服の販売・デザインを経験したのち、新潟にUターンして峰村醸造に入社。「東京で暮らしたことで、新潟の良さを再認識することができましたね。伝統食品を『新しく伝える』という峰村醸造の姿勢に共感して入社を決めました」と、小林さんは語る。現在は、ダイレクトマーケティング部の部長として、直売店や通販店の運営・広報などを担当。2024年4月にオープンした「くらざしきスイーツ」のディレクションも行う。「個人的なおすすめ商品は、『みそガトーショコラ』です。大の甘党なんですよ」と、笑顔を見せる。

店舗詳細

店舗名称 峰村醸造
住所 新潟県新潟市中央区明石2-3-44