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魚沼や佐渡と並ぶ、美味しいお米の産地・岩船郡旧朝日村に位置する米農家。朝日連峰に囲まれた盆地ならではの地形を活かしながら、甘みの強いお米を育てている。

石栗農園 雄大な朝日連邦に囲まれた田んぼ

美味しいお米の三大産地・岩船地域での米作り

石栗農園は、新潟県北部の村上市で米作りをしている専業農家。コシヒカリをはじめ、ゆきん子舞・こしいぶき・こがねもち・ちほみのりといったさまざまな品種の米を生産している。田んぼが広がるのは、自然豊かな岩船郡旧朝日村。岩船地域は、県内でも特に美味しいお米の産地として知られ、魚沼・佐渡と並ぶ「お米の三大産地」と言われている。美味しいお米が育つ理由は、岩船地域の地形と自然環境にある。代表・石栗勝義さんは、「この辺は、朝日連邦に囲まれている盆地です。夏は、昼間はかなり暑くて、夜間は意外と冷え込みます。この寒暖差が、お米の甘さを引き出してくれるんです」と、教えてくれた。さらに、山からの雪解け水が流れ込む三面川(みおもてがわ)の存在も大きい。「田んぼに使用する水は、三面川からひいています。夏でも冷たい水が手に入るので、稲がバテにくく、健康に育ってくれるんですよ」と、石栗さんは語る。

収穫時期をコントロールして、高品質な米を生産

石栗農園ではコシヒカリやこしいぶきなど、数多くの品種を栽培している。「品種によって収穫時期が少しずつ違うので、ベストな収穫時期を逃さずに稲刈り作業ができます。これは、お米の品質維持につながっています」と、石栗さん。さらに、リレー形式でベストな収穫時期がつながるように「直播(ちょくは)栽培」にも力を入れている。直播とは、田んぼに種籾を直接蒔いて栽培する方法。一般的に行われている、ある程度の大きさまで苗を育てて田植えをする「移植栽培」に比べて、収穫時期が遅くなることが特徴だ。石栗農園では、直播と田植えという2つの栽培方法を行うことで収穫時期をずらし、できるだけ品質の良い状態で収穫できるように工夫している。「直播栽培は、地力がとても大切です。そのため、毎年土壌検査をして、土づくりにもこだわっています。今のやり方に満足せず、もっと美味しいお米作りを追求していきたいですね」と、石栗さんは力強く語る。

  • 石栗農園
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生産者紹介

代表:石栗勝義
代表石栗勝義

村上市旧朝日村出身。農業大学校を卒業後、地元農家で1年間修行を積む。その後、兼業米農家をしていた実家を継ぎ就農。石栗さんの代から専業農家として、米作りに専念している。「小さい頃から、トラクターやコンバインなどの農機具が好きだったんです。かっこいいじゃないですか。昔から農家になろうと思っていましたね」と、石栗さん。憧れだった農機具の操縦は、お手のものだ。現在は、地元にある手の回らなくなった田んぼを引き取ることも多いという。「やっぱり地元が好きですから、農地を守る手助けができればいいな、と思っています」と、石栗さんはやさしく笑う。

店舗詳細

店舗名称 石栗農園
住所 新潟県村上市十川1317-1