新潟直送計画からのお知らせ

2024年度大型連休期間の営業スケジュールについて

近藤菜園は、米を中心にトマト・冬菜・いちご・なすなど、さまざまな農作物を手掛ける農家。土作り・美味しさへのこだわりを欠かさず、最先端技術の導入にも挑戦する。

近藤菜園 旬の農作物がならぶ近藤菜園の直売所

地元で人気の直売所を運営する農家

新潟市北区にある近藤菜園は、この地域にて江戸時代末期から代々、米を中心に栽培してきた農家。現在、代表を務める近藤耕亘(こんどうたかもと)さんは9代目にあたる。もともとは農協への出荷のみだったそうだが、米の販売が自由化された1996年からは、周囲に先立って直売所を建て、直接の販売へ乗り出した。「お客さんの顔が見え、声が聞こえるようになったことで、頑張りたいという想いがますます強くなりました」と近藤さん。さまざまな商品を用意することを意識し、現在は米のみでも4品種(コシヒカリ・こしいぶき・あきたこまち・こがねもち)、その他にもトマト・冬菜・いちご・なすと、さまざまな農作物を手掛けている。「いいものは残し、新しいものはどんどん取り入れること」をモットーに、最先端技術の活用にも積極的な近藤菜園。栽培環境のさらなる改善にも意欲を燃やす。この姿勢は周囲を巻き込み、地域の協力もあってなんと15カ国から視察に訪れるほどの注目を集めている。

「まずは土から」。とことん美味しさを追求する

近藤菜園は農作物の美味しさを追求するべく、土作りこだわった栽培を実践している。主に使用するのは「有機質の肥料」だ。有機肥料は、食の安全に配慮できるのみならず、田んぼや畑が持つ「地力」を強くしてくれる効果がある。そのため、土壌に合わせて有機肥料を与えることで、土自体が農作物を健康にたくましく育ててくれるようになり、美味しい米や野菜を収穫できるようになるのだ。特に、中玉トマト「シンディースイート」の栽培には、栄養の吸収が良くなるように微生物発酵で完熟させた「自家製のぼかし肥料」を使用。一般的なトマトよりも、さらに甘く・美味しくなるように育てている。また、新潟市では初となった、鳥の「マガモ」を活用した稲栽培にも挑戦。除草剤の使用を抑えた米づくりに成功している。

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生産者紹介

9代目園主:近藤耕亘
9代目園主近藤耕亘

新潟市北区出身。農業高校を卒業後、23歳のときに就農。20年近く、トマトを中心として栽培に取り組んできた。2015年からは、近藤菜園の代表として、園の運営にも力を注いでいる。当初は自身の考えを表に出すことが苦手だったという近藤さん。「異なる業界の人や先輩農業者との関わりをきっかけに、お客様のためや、園をさらに盛り上げるために取り組みたいことをスタッフに共有できるようになれた」と教えてくれた。「味を追求した農作物」を安定して提供できるよう、農園一丸となって挑戦している。

店舗詳細

店舗名称 近藤菜園
住所 新潟県新潟市北区濁川406
営業時間 直売所:13:30~17:00
定休日 火・木・土