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明治元年創業。新潟県田上町の竹林再生に努めながら、地元で根強く愛されてきたよろず屋「藤次郎」。田上町が誇る名産を使用した、たけのこ汁の極上の美味しさを全国へお届けします。

藤次郎 町のよろず屋「藤次郎」の新しい挑戦

田上町の「竹林再生」と上質な「たけのこ作り」

新潟市の南東に位置する田上町(たがみまち)。人口は1万3千人足らずと小さな町だが、桃や梅、たけのこの産地として知られている。特に良質な土壌で育った田上町のたけのこは、アクもえぐみも少なく、香り高い一級品として、高値で売買されている。しかし、近年の人手不足により竹林は荒れ、日光が届かず良質なたけのこが育ちづらい状況が生まれていた。そこで、この環境をなんとか打破しようと、地域住民が立ち上がり、地域全体での竹林再生事業が始まった。 竹林を良好な状態に保つには、竹林から生まれるたけのこを大きくなる前に収穫しなくてはならない。斜面の多い竹林での収穫は手作業で大変な労力だが、人の手が入ることで、たけのこが美味しく育つのである。

たけのこの美味しさをそのままに

「藤次郎」はよろず屋として創業。地元の方たちの要望に応えながら品揃えを豊富にしてきた。現在も酒を中心に販売するが、名産品のたけのこを活用する方法はないかと、店主の藤田さんは考えた。生産量は県内一を誇り、田上の名産であるたけのこ。 しかし、採取から時間が経つに連れ、苦味とえぐみは強くなる。地元民が口に出来る新鮮なたけのこの格別な美味しさを、全国の方にも味わってもらえる方法はないかと考えた。そこで生まれたのが「たけのこ汁」である。 整備された竹林で育ったたけのこを、人が選別し、その手で採り、美味しいままに調理する。田上町のあるがままの魅力を「たけのこ汁」に詰め込んで全国に届ける。

  • 藤次郎
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生産者紹介

代表:藤田哲也
代表藤田哲也

新潟県田上町出身。関東圏の大学にて考古学を専攻する。卒業後は南魚沼市の八海醸造にて酒造りを学ぶ。長男であることから自然と実家のよろず屋「藤次郎」を継ぐことに。お店では主に地酒を扱っていたが、「田上町の魅力を語れるものを生み出したい」という思いから、たけのこ汁を皮切りに商品開発をはじめた。料理が好きな藤田さんは、たけのこの素材感を大切にしつつ、アレンジを加えた新しい商品開発をしていきたいと語る。現在たけのこの生育に大きく影響する竹林の再生事業に携わりながら、今後も田上町の美味しさや魅力を全国に発信し続けていく。

店舗詳細

店舗名称 藤次郎
住所 新潟県南蒲原郡田上町大字原々崎新田1809