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豚肉を専門に扱う精肉加工の工房。山形県産の豚肉を厳選したローストポークは、ジューシーな肉質としっとり食感で、子どもからお年寄りまで人気を集めている。

モモコミート 長年培った技術で豚肉を加工

看板商品は、ジューシーでしっとり食感のローストポーク

新潟市中央区のモモコミートは、豚肉を専門に扱う精肉加工の工房だ。代表の磯部さんの両親が営む精肉店で、ナチュラルポークモモコと名付けたブランド商品を販売している。定番部位から希少部位まで、ズラリと並ぶ肉の中でも、特に飛ぶように売れるのが、肩ロースを使ったローストポークだ。肩ロースは、赤身と脂身のバランスが良く、肉の旨味が多い部位。じっくり低温調理することで、ジューシーな味わいと、しっとり食感に仕上がる。イベントに出店する時は、もう一手間を加え、炭火で焼いてローストポークステーキにして販売。調理が追いつかないほどの人気で、子どももお年寄りも口を揃えて「やわらかくて食べやすい」と言う美味しさだとか。

代々受け継がれる職人技

美味しい豚肉を手がけるモモコミートのルーツをたどっていくと、大正時代に、代表の磯部さんの曽祖母が創業した精肉店に行き着く。連日、夕飯時になると地元民の行列ができるほど繁盛していたという。磯部さんは、「当時からお客さんの要望に応じた肉の加工に定評があったと聞いています」と振り返る。トンカツ、ソテー、生姜焼きといった料理のジャンルによって、切る角度・大きさ・厚さを微調整。その繊細な職人技から生まれる、美しい見た目と味わいこそが、人気の秘密だったそうだ。代々にわたって培ってきたそのノウハウは、モモコミートにも受け継がれている。磯部さんは、「昔からの常連さんも多い。お客さんの期待に応えられる商品を作っていきたい」と笑顔を見せた。

のびのびと育った山形県産の豚肉

一般的に、豚は他の動物に比べて繊細といわれ、ストレスを溜め込むと肉の質が落ちてしまう。モモコミートが仕入れているのは、厳選した山形県産の豚肉。最上川のすぐそばにある、自然に近い環境でストレス無くのびのびと育った豚だ。上質な飼料用米を与えているのも、米どころ山形らしい。一頭一頭に気を配って飼育された健康な豚の肉質は、きめが細かく、保水性が高い。脂はくさみがなく、甘みのあるあっさりとした上品な味わいだ。

  • モモコミート
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生産者紹介

代表:磯部まおり
代表磯部まおり

新潟市出身。高校卒業後、東京の大学へ進学する。卒業とともにUターンし、アパレル関係の会社に就職。3年間、インポートの洋服や雑貨を店頭販売していた。その後、父が経営する精肉店にて、肉の成形・加工、製造管理など様々な職種を経験する。その傍ら、月に1度、自社の肉を広めるイベントを次々と企画。「しゃぶしゃぶの会」、「サムギョプサルの会」を開催してきた。2019年に独立し、モモコミートを設立。山形県産の豚肉を使用したブランド商品「ナチュラルポークモモコ」を販売する。「上質な豚肉にこだわって、幅広い世代に美味しく食べてもらいたい」と夢を語っている。

店舗詳細

店舗名称 モモコミート
住所 新潟県新潟市中央区田中町835の乙