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新潟市江南区で江戸時代から続く農家「熊谷農園」。農作物の栽培からパッケージデザイン、販売まで手がけているル・レクチェジュースや梅干しが大人気!

熊谷農園 お客さんに楽しんでもらえる製品づくりがモットー

江戸時代から続く熊谷農園

江戸時代である寛政8年(1796年)から農業を営む熊谷農園。古くから果樹栽培が盛んな地域と知られる新潟市江南区手代山地区で梨や西洋梨を栽培している。特に新潟が全国誇る西洋梨である「ル・レクチェ」の栽培には他の農家がやりたがらない手間のかかる方法を取り入れており、より品質の高い状態で出荷することを心がけている。例えば、ル・レクチェの畑で生えた雑草をできるだけ除草剤を使わずに刈り取り、土に返している。これによって、フカフカで肥沃な土壌に保つことができ、元気なル・レクチェを育てることが可能。また、害虫被害や病気を防ぐために袋をかけるという作業でも、一般的には1シーズンに1度しか行わないが、2度行っている。非常に手間のかかるのだが、見た目も綺麗に育て上げたいという思いが詰まっている。これらのこだわりによって、新潟県果実品評会ではこれまでに優秀賞を受賞。出荷時期の12月には県内外から数多くの注文が寄せられる人気商品だ。

楽しんでもらえる商品作りがモットー

品質の高さが評価されている熊谷農園のル・レクチェだが、これまでは冬場しか楽しむことができなかった。そこで果汁100%ジュースを商品化させ、自慢の味を通年お客さんに届けている。一級品の素材で作られるジュースはその美味しさはもちろんだが、おしゃれなデザインのパッケージが評判で、ギフトとして利用されるケースも多い。その他にも梅干しの製造も行っており、こちらもパッケージが可愛らしいということで人気を博している。これらの製品は、お客さんが見た目でも楽しんでもらえることを大切に考えて生み出された商品だ。これからも味・見た目ともにレベルの高い製品を開発していく。農作物を作るだけなく、自社のオリジナル商品を製造し、販売する熊谷農園は、新しい農家としての経営スタイルのように感じる。

  • 熊谷農園
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生産者紹介

7代目代表:熊谷利幸
7代目代表熊谷利幸

新潟市江南区(旧亀田町)出身。新潟市内の高校を卒業後から実家に入り、農家としてのスタートを切った。その頃から「新しいことに挑戦する」という気持ちを大切にしていたという熊谷さんは、1985年頃に出会ったル・レクチェの味と食感に感動し、栽培を開始。他の果物とは違い、栽培が非常に難しいため苦労したが、今では新潟県内外から注文が来る人気商品となった。農作物を作るだけなく、自社商品の開発にも積極的で、これまでに梅干しやル・レクチェジュースを発売。お客さんが目でも楽しんでもらえるようにと、パッケージデザインにもこだわっている。これからも味も見た目も楽しんでもらえる商品を提供し続けていく。

店舗詳細

店舗名称 熊谷農園
住所 新潟県新潟市江南区手代山1-2-14