ショークロの越後姫で幸せになる時期が来ました
ショークロの越後姫が「やっと」収穫の時期を迎えた。
遅い。
恋愛だったら、告白しても「もうタイミングじゃないから」と断われてしまうくらい遅い。
全国的に見ても遅いし、県内で一番遅い方だ。
イチゴと言えば「クリスマス」や「お歳暮」みたいなとこあるし、その時期にイチゴの問合せも数件あるが、もちろん間に合わない、まだ花。
では、なんでこんな遅いのか?
それはショークロの越後姫が「美味い」を最優先にしているから。
そして今回その「美味しい」越後姫の中でも更に美味い初物の「初摘み越後姫3Lサイズ」の予約販売を新潟直送計画で開始した。
想像してみて欲しい
大きなイチゴに、かぶり付き、口の中いっぱいにイチゴの甘味と香りが広がり、溢れんばかりの果汁が洪水のように流れ込む。
それはもう「幸せ」以外の何者でもない。
そして、ここからショークロの「美味しい」越後姫をゴリゴリに紹介していこうと思う。
1:お客の声が凄い(自分で言うのもあれだが)
もはや都市伝説化してしまっているショークロの越後姫の美味さ、これから書く事を信じるか信じないかはあなた次第。
・初めて食べた人の声
まず、初めて食べる人の特徴として、目をまん丸にして驚く、そしてその後こんな言葉を言う。
「こんな美味しいイチゴ初めて食べました」
「スーパーで買うイチゴとは全く違う」
「もはや桃やん」
「イチゴの香りが凄い」
「懐かしい味がする、土で作った味がする」
「あっまぁ!!」
・毎年買ってくださっている方の声
常連さんは「今年も来ましたよ!」と期待に満ち満ちた顔面で来られ、こんなことを言いう。
「やっぱりショークロさんのが一番美味い」
「他のイチゴが食べれなくなった」
「子供がスーパーのイチゴでは満足しなくなってしまった」
数年ほど前まで、ショークロの越後姫はほとんどJA出荷だったが、買いに来るお客さんや、友人、知人、直売所のお客さんに、あまりにもこんな事を言われ続けたため、ブログやSNS、直売所や直接販売、ネット販売に、イベント出店などに力を入れていった経緯がある。
2:なぜ美味しいのか?
・ショークロの越後姫は、昔ながらの土で育てる「土耕栽培」
今、一般的に普及しているイチゴの栽培方法として、収穫や管理作業が楽で収量も沢山取れる「高設栽培」というものがある。
イチゴ狩りに行くと腰や胸の位置にイチゴが実っている、あれ。
比較的新しい栽培方法なのでNew Styleと呼んでいる、ヒップホップだったらデラ・ソウルやトラア・イブコールド・クエストあたりだろうか。
新潟でも、ほとんどの産地が昔の土耕栽培から高設栽培に切り替え、安定的に高品質な越後姫を供給している。
しかしショークロは、昔から続けてきた、土に畝を立て、そこにイチゴの苗を植えて、腰を曲げながら管理し、腰を曲げながら収穫する、という土耕栽培、ぶっちゃけめっちゃキツいやり方を選び続けている。
もう一度言う、めっちゃキツい。
それがショークロのClassic Style、ヒップホップで言ったらグランドマスター・フラッシュやアフリカ・バンバータだ。
ではなぜ、Classic Styleなのか?
それは、やはりClassic Styleならではの味が確かに存在するから。
土ならではの濃厚な甘味、強烈な香り。
真夏のハウスの中で、必死になって泣きながら(ウソ)稲藁や鶏糞など堆肥を入れたり
一日中腰をかがめ、這いつくばりながら(ウソ)定植や管理作業をしたり、一日に何回もハウスに行って、倒れそうになりながら(ウソ)ハウス内の温度を調節したりと、Classic Styleならではの、涙なしでは語れない努力がある。
う、、、うぅ、、、
グス、、つまりその努力が、他の越後姫とは一線を画すショークロのシグネイチャーを支えている。
・暖房を使わない「無加温栽培」
ショークロの越後姫は花が咲いてからゆっくりじっくり育つ。
それは暖房を使っていないから。
一般の栽培では暖房を使って、温度を一定に保ち、収穫を早め、出荷時期を調整することによって単価を上げている。
しかしショークロはそれを選ばない。
暖房費が高、、、、
ゴホン、、
暖房を入れないと温度が低いため、収穫時期はもちろん遅れる。
しかし、逆を言えば花をつけてから収穫できるようになるまでの期間が長いと言うことだ。
そして新潟は寒い。
つまり、寒さ故にゆっくりと時間をかけて、じっくりと美味くなっていく。
だから、申し訳ないがショークロの越後姫は出荷時期は遅いにもかかわらず。値段が高い、新潟直送計画でも他の生産者さんよりは高くしている、しかしそれでもちゃんと売れている。。
一度食べれば理解してしまうから、その味を。
ショークロの越後姫のファンの方々には感謝している、ありがとう。
その他にも、イチゴ栽培に適した水はけの良い土壌だったり、新潟市内では珍しい飲めるくらい綺麗な地下水だったり、それによって可能なポット育苗ではない、地床育苗(土に直接植えて育苗する方法)だったりと、美味しくなる要素は沢山ある。
ショークロの越後姫は、こだわりの栽培と越後姫にベストマッチな環境ですくすく、じっくり育っているから美味しいのだ。
3:いちばん最初の実を食べてみて欲しい
今回、予約販売を開始した「ほっぺがふくらむ初摘み越後姫3Lサイズ」は一番花(一番果)と言われる、イチゴの株が一番最初に付ける実だ。
「一番花は一番大きくて一番美味い。」
これはイチゴ界隈では常識だ。
例えば「悟空は強い」くらい常識だし、例えば「大きい方のトイレのとき、なんか読んでないとソワソワする」くらい常識、例えば「女性の恋愛相談にアドバイスしても絶対聴いてくれない」くらい常識。
つまり、その株が一番気合いを入れて付ける実なのだ。
人間で言えば「長男、長女」めっちゃ写真とるし、凄い手間かけるでしょ?
僕は3人兄弟の末っ子(イチゴで言えば三番花)だから知ってる、結婚式で自分のムービーを作ったとき、自分の写真は少ないのに長男の写真はめっちゃファイリングされていて沢山あった、、、
そんな感じ。
だから是非、1番花の1番美味い越後姫を味わってほしい。
最後に
イチゴを食べると、とても幸せを感じる
セロトニンとオキシトシンとドーパミンが全部出てる気がする。
正に幸せだ、、
そして、改めて思う、イチゴは幸せを我々に与えてくれるものだ。
ショークロの越後姫だけじゃない、全国のイチゴ農家が作る世界最高の日本のイチゴは日本人の「幸せ」そのものだ。
だから、あなたも、イチゴを食べて
幸せを感じてみてほしい。