大岩彫金
新潟県燕市 店舗カテゴリ:工房新潟県で"金物の町"として有名な燕三条地域で、洋食器の金型彫金を手掛ける「大岩彫金」。手彫り彫金一筋45年以上の職人の手仕事によって、高級感溢れる逸品を届ける。
手彫り彫金一筋45年、職人の成せる技
新潟県で"金物の町"として有名な燕三条地域。数々の至高の技術が集結するこの町で洋食器への金型彫金を行う「大岩彫金」は、代表の大岩さんが24歳の時に独立して立ち上げた。手彫り彫金一筋45年以上の大岩さんは、工具の鏨(たがね)を一本一本手作りし、巧妙に様々な材料に適する彫刻を施す数少ない職人の一人。洋食器への彫刻は、設計図との誤差0.1ミリメートル以内という高度な技術を要するが、丁寧な手仕事により一寸の狂いなく華やかな作品へと仕上げていく。平成18年には、新潟県央地域で高度熟練技術者として、技術・技能を継承し、地場産業の振興に貢献する活動を行う「にいがた県央マイスター」に認定。一般市民を対象とした体験教室なども積極的に開催し、ものづくりの楽しさを発信している。
「木の葉の箸置き」が経済産業大臣賞受賞!
大岩さんの技術が光る「木の葉の箸置き」は、一枚の純銅製の板から作られるオリジナル作品だ。本物と見間違える程リアルに表現された紅葉一枚の軽やかな質感は、全18行程にも及ぶ手仕事から生まれる。一点一点に葉脈を彫り、細かい模様を鎚起銅器の要領で叩きながら生み出すのは、まさに職人技だ。また、木の葉の綺麗な赤みを表現するために、銅の溶ける1083℃寸前までの高温で絶妙な色合いに焼き上げている。この「木の葉の箸置き」は、平成24年日本商工会議所及び全国観光土産品連盟共催の第52回全国推奨観光土産品審査会において、経済産業大臣賞を受賞。職人の手仕事による技術が詰まった商品として注目を集めている。
生産者紹介
彫金師大岩信夫
新潟市西蒲区岩室出身。高校生の時に親戚が行っていた金型彫刻に興味を持ったという大岩さん。高校卒業後は原デザイン事務所に入社し、金属洋食器の彫金技術を学ぶ。そして、24歳で独立し、以降手彫り彫金一筋45年以上の大ベテランだ。洋食器への彫刻は、設計図との誤差0.1ミリメートル以内という高度な技術を要するが、丁寧な手仕事により一寸の狂いなく華やかな作品へと仕上げていく。平成18年には、「にいがた県央マイスター」として高度熟練技術者に認定。現在は、製作に力を注ぐ傍らで一般市民を対象とした体験教室を開催しており、ものづくりの楽しさを次世代に繋いでいる。
店舗詳細
店舗名称 | 大岩彫金 |
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住所 | 新潟県燕市東太田6762-2 |