西村果樹ガーデン
新潟県加茂市 店舗カテゴリ:果樹園黒酢ミネラル栽培を取り入れ、安全・安心な作物を全国の消費者に届ける西村果樹ガーデン。
江戸時代から続く西村家の農業
新潟県のほぼ中央に位置する加茂市。そこを流れる加茂川の清流が信濃川に注ぎ、土壌、気候に恵まれ、様々な農作物の栽培に適している地域である。実際、梨や桃などの果樹園が多く、全国的にも有名である。そんな加茂市で、代々農業を営んできた西村果樹ガーデン。現代表の西村一幸さんは、五代目にあたり、その農業の歴史は江戸時代から続いているというから驚きだ。そんな古い歴史を持つ西村果樹ガーデンだが、決してその伝統に縛られることはない。伝統を大事にしつつも、めまぐるしい技術進歩を遂げる農業において、常に新しいことを取り入れている農家さんだ。少し聞き慣れないが、作物に「玄米黒酢」や「ヨーグルト」を散布するという「黒酢ミネラル栽培」という農法を取り入れている。梨や桃、コシヒカリなどの作物を主に栽培し、毎年全国の消費者に安全・安心な美味しい農産物を届けている。
良い事づくめの黒酢ミネラル栽培
園主の西村さんは、自分の子供が安心して食べられるものを作りたいという思いから、長年農薬のあり方について悩み続けていた。「私達農家はもちろんのこと、自分の子供が口にすることを考えたら・・・」常に減農薬を心がけ、作物本来の姿のまま口にして貰いたい。そう話す西村さんは、黒酢ミネラル栽培という方法を用いて、減農薬栽培にこだわり、作物を育てている。玄米黒酢には有機酸が多く含まれており、その殺菌効果は大きく期待できる。その効果によって、農薬を減らして栽培することができているのだ。ここでいう殺菌作用というものは、黒酢の「酸」によるものではなく、黒酢の成分が作物自体そのものの力を増進させて病気にかかりにくくなるというもの。直接作物に黒酢を振り撒いているというものではない。梨や桃、苗自体が黒酢の栄養を吸収し、病原体の侵入を防ぐ力が向上するというものなのだ。しかし、黒酢はこれら作物の抵抗力だけを伸ばすという役目でだけでは終わらない。なんと、作物を美味しくしてしまうというのだから驚きだ。黒酢に含まれるアミノ酸。このアミノ酸が作物の旨味を増進させてしまうという。まさに一石二鳥の代物。しかし、もちろんただ黒酢を使えばいいということではない。長年の経験から作物の状態はもちろんのこと、土壌の状態、気温、湿度など細かく見極めていかなけれならない。西村果樹ガーデンでは、適時適切な作業を行い、農作物を大事に大事に育てている。
生産者紹介
園主西村一幸さん
江戸末期から代々、新潟県加茂市で果樹やお米を生産している西村果樹ガーデンの園主で、5代目にあたる生産者 西村一幸さん。生産者の立場として消費者に安心安全なお米を届けたいという思いももちろん強い。そして、それ以上に子を持つ親としてできるだけ安全なお米を食べさせたいという思いから黒酢での栽培をスタートさせた。一風変わったその栽培方法を行う西村果樹ガーデンだが、それもしっかりと裏付けされた技術と経験があって初めて出来るもの。未来の子どもたちに安全で美味しいものをという思いで農業に取り組んでいる農家さんである。
店舗詳細
店舗名称 | 西村果樹ガーデン |
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住所 | 新潟県加茂市前須田363 |