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植物が根から分泌する有機酸「植酸」と加茂川を遡上する鮭で作った堆肥で米を栽培。育つために良い環境を作れば、稲は自身の成長力を発揮しコシヒカリ本来の味を実らせる。

かやもり農園 食べる人を想い徹底して安全安心な米を届ける

米作りに込めた「かやもり農園」の想い

新潟県の中央部に位置する加茂市でこだわりの米作りを行う「かやもり農園」。代表の萱森さんは、とにかく食べる人のことを考えた安心安全な米作りにこだわりを持つ。アレルギー疾患などが増え、目に見えて人間の遺伝子が弱まっているのを感じた萱森さんは、主食となる米の安全さえも脅かされていることに危機感を感じ、自ら安全な米を生産することを決意。土や稲本来の力を呼び戻し、強く美味しく育てる米作りにたどり着いた。自分の仕事は「稲が育つ環境を創り、その環境を維持すること。そうすることで稲は自身の力で成長し、立派な稲穂を実らせる」と語る。

稲本来の力を呼び戻す「植酸栽培」

植酸とは植物自身が生きるために根から分泌する有機酸のことを示す。その成分を利用して稲自身の成長力と免疫力を発揮させる栽培方法が「植酸栽培」だ。植物が根から分泌する81種類の成分のうちの16種類の有機酸成分を精製して栽培中に投与し続ける。植酸を投与した稲と、そうでない稲の「根」を比べるとその差は一目瞭然で植酸を与えた方の稲の根は量も長さも太さもボリュームがある。力強い根は、たくさんの栄養分を吸収し、強くたくましく、美味しく育つ。

加茂川を遡上する「鮭の肥料」

加茂市の中心を流れる加茂川では毎春100万匹の稚魚を放流していて、世界の海を泳いだ鮭は4年後の秋になると産卵のため生まれた川へ帰ってくる。加茂川漁港は登ってきた鮭を捕獲し卵の採取を行うが、川を登った鮭の身の部分は臭みが強く食用には適さないため、やり場に困っていた。そこに目をつけたのが「かやもり農園」。発酵・熟成させてボカシ肥料にすると、これが土作りにとても良い肥料となった。「家畜の糞から作った堆肥と鮭から作った堆肥、どちらで育ったお米が食べたい?」と萱森さん。どこまでも食べる人の目線に立つ。

  • かやもり農園
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生産者紹介

代表:萱森教之
代表萱森教之

加茂市出身。300年続く農家「かやもり農園」の11代目として生まれる。地元の高校を卒業後、父親から農業大学校への進学を勧められ受験するも、解答用紙を白紙で提出し「不合格」。当時は農業に対する情熱はなかったという。しかし長男として家業を手伝う中、結婚して自らの子供を持った時、自分のやるべき課題を見つけ意識が一変。「子どもたちや消費者に安心して届けられる米を作る」という使命感のもと、やるからには誰にも負けたくないとの想いで「本物」の米作りと向き合う。米のブランド名「伝」は、かやもり農園の初代・伝兵衛の名前から取ったもの。伝兵衛から始まった米作りの歴史とこだわりを「伝える」。

店舗詳細

店舗名称 かやもり農園
住所 新潟県加茂市天神林2336