雪下ニンジンは春までお待ちください
ニンジン畑に初雪が降ったのは11月27日でした。
少量ですがこれで3回目の降雪です。
寒さに会うとニンジンは凍みから身を守るために澱粉を糖化させて甘くなります。
大根やキャベツも同じです。
この後寝雪になると豪雪地魚沼は多い年では3mもの積雪になります。
雪をかぶっただけで雪下ニンジンと呼ぶのは疑問です。
長い冬の間雪の下でじっと耐えることによりうまみ成分である3種類のアミノ酸、アスパラギン酸、グリシン、セリン、香り成分のカリオフェレンの含有量が増えて甘くて独特な味と果物のような香りの雪下ニンジンが生まれるのです。
長い冬ですが春までお待ちください。