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ユリの名産地として品質・生産量ともに全国トップクラスを誇る新潟県魚沼市の農家「すずきん家」。黒ボク土の肥沃な土壌で、品評会で受賞歴のあるユリや低温熟成させたこだわりのさつまいもを届ける。

すずきん家 魚沼地域の肥沃な土壌で自慢の農産物を栽培

魚沼地域で3代続くユリ農家

全国有数の豪雪地帯として有名な新潟県魚沼市。この地は、昭和23年からユリを中心とした切り花栽培が盛んであり、その品質・生産量は全国トップクラスを誇る。「すずきん家」は、昭和30年頃からユリ栽培を始めた3代続く花卉栽培農家。優美な花を育てるために欠かせないのが、この地域ならではの火山灰にミネラルが蓄積した「黒ボク土」だ。この土は、有機物の含有量が非常に多く、植物が育つのに適した団粒構造が特徴。肥沃な土壌と徹底した管理体制によって健やかに育ったユリは、新潟県の品評会で大臣賞を2回受賞。その質の高さが認められている。

さつまいもへの新たな挑戦

「すずきん家」の3代目となる鈴木雅人さんは、代々続いてきたユリの栽培に加えて、さつまいもの栽培に挑戦。ユリ栽培を行ってきた肥沃な土壌を活かして栽培されるさつまいもは、旨みが凝縮された味の濃いものに育つという。さらに、収穫したさつまいもは山の斜面に掘られた横穴の中で熟成させていく。気温15度前後・湿度90%以上という熟成に適した天然の貯蔵庫でじっくりと寝かせることで、デンプンが糖へと変わり甘さが倍増する。すずきん家では、現在「紅はるか」「シルクスイート」「パープルスイートロード」の3品種のさつまいもを栽培。自慢のさつまいもに注目が集まる。

  • すずきん家
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生産者紹介

3代目:鈴木雅人
3代目鈴木雅人

新潟県魚沼市出身。農家に生まれ、幼い頃から農産物が身近にあったという鈴木さん。料理をすることが好きだったことがきっかけで高校卒業後は、東京の調理師専門学校に進学。知識や技術を学んだ後に新潟へとUターンし、ホテルで洋食のコックとして経験を積んだ。そして、現在は家業に入り農業に奮闘中。昔から近くで栽培の様子を見てきたが、実際に農業を始めてみると、天候に大きく生育が左右されてしまうことや、土づくりから考えていかなければならないことなど、商品となるまでの難しさを知ったと語る。2016年からは、自らの手で農産物を育てたいという思いからさつまいもの栽培をスタート。日々美味しさを追求しながら、こだわりの栽培を行っている。若手農家の今後の活躍に期待が高まる。

店舗詳細

店舗名称 すずきん家
住所 新潟県魚沼市魚野地994