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燕市の田巻金属は、100年以上の歴史を誇る金属加工の老舗。燕三条地域の高い技術力と真摯なものづくりで、世代を超えて信頼される製品を届ける。

田巻金属 燕三条にて、誠実なものづくりを続ける企業

100年を超え、燕三条でものづくりを続けてきた企業

田巻金属は、明治中期の創業以来、金属加工の町「燕三条」地域の発展とともに歩んできた企業。OEM製品はもちろん、量産品の部品から小ロットの金属製品まで、幅広い製品を手掛けている。製品の材料選定から金型の製作、加工・製造まで一貫して対応可能だ。企業のモットーは、時代の求める製品、顧客が求める品質を実現するため、真摯に「ものづくり」に向き合うこと。高品質にこだわりながら、協力企業との連携により多様な金属加工に対応する柔軟性と技術力を確立している。この姿勢こそが、製品の完成度や耐久性を支える大きな要素となっている。

バウルーに象徴される技術と世代を超えた価値

田巻金属の代表製品のひとつであるサンドイッチトースター「BawLoo(バウルー)」は、発売から50年以上、家庭でのホットサンド文化を支えてきたロングセラー製品。バウルーの本体はアルミダイカスト鋳造、ハンドルは圧縮成型という製造方法を採用しており、耐久性と高い完成度を実現している。直火式の高熱伝導とフッ素樹脂加工による焦げ付き防止は、燕三条の金属加工技術が生み出した性能だ。祖父母の代から孫まで、三世代にわたって使用されることも珍しくないといい、単なる調理器具を超え、家族の記憶や思い出に結びつくヘリテージ製品としての価値を持つ。バウルーの普遍的なデザインと信頼性は、田巻金属のものづくり精神を象徴し、企業の技術力と歴史の裏付けとなっている。

  • 田巻金属
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生産者紹介

代表:田巻哲郎
代表田巻哲郎

燕市出身。石川県内の大学を卒業後、住宅設備メーカーに就職し、各地で営業職を経験。27歳で退職し、家業である田巻金属株式会社に入社した。現在は、プレス加工などの製造現場に携わるほか、営業も担当。「お客様に喜んでいただける商品を製造していることにやりがいを感じている」と語る。現場での確かな技術と営業で培った視点をあわせ持ち、燕三条のものづくりの精神を体現。これまで会社や製品が築いてきた歴史を大切にしながらも、新しい分野への挑戦を続ける。

店舗詳細

店舗名称 田巻金属
住所 新潟県燕市新栄町124番地