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十日町市で多年草「からむし」を栽培し、商品開発を行う。若葉を粉末にして練り込んだ「からむし麺」は、のど越しの良さが評判。食品だけでなく、肌着などの衣類も展開。

ネオ昭和 からむしは、2m近くまで成長します

からむしの栽培と商品開発に情熱を注ぐ

十日町市で、1999(平成11)年に創業した「ネオ昭和」。多年草「からむし」を栽培し、商品開発を手掛ける会社だ。「からむし」はイラクサ科の多年草で、縄文時代から日本人の衣生活を支えてきた伝統的な繊維植物。別名「苧麻(ちょま)」とも呼ばれている。活用するのは、茎の内側にある繊維。これを丹念に糸へと加工し、衣類を製作する。国の重要有形民俗文化財に指定されている越後縮(えちごちぢみ)の原料としても知られ、江戸時代以前より越後の地で脈々と受け継がれてきた。ネオ昭和では、衣類や生活雑貨以外にも「からむしの葉」を粉末にして練り込んだ「からむし麺」や「玄米 米粉麺」などの食品を積極的に開発している。「捨てられる葉の部分も有効活用できないかと考えたのがきっかけでした」と、代表の村山好明さんは語る。からむし麺は、葉に含まれる粘りが生む力強い歯ごたえと、のど越しの良さが好評だ。

十日町市の気候が育む、良質なからむし

農薬・化学肥料に頼らない「からむし」栽培を行うネオ昭和。十日町市の高温多湿な気候と豊かな雪解け水が、しなやかで上質なからむしを力強く育んでいる。「からむしは乾燥を嫌う繊細な植物。十日町市は夏場に深い朝霧が発生しやすく、この湿気が繊維に白さとしなやかさを与えるんですよ」と、村山さん。また、冬の積雪が多いことも大きな利点だ。積もった雪が土中の根を乾燥から守り、からむしの成長を支える。水はけの良い地形も、根腐れを防ぎ健やかな成長を助けているのだ。この恵まれた自然で育ったからむしを使った、肌着やストール、鞄といった衣料品は、上品な光沢や着心地の良さなどが評判。商品開発だけでなく、海外のファッションショーに参加するなど魅力を発信し続けている。「からむしを、現代のライフスタイルに合わせた新しい形で提案することを目指しています」と、力強く語る。

  • ネオ昭和
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生産者紹介

代表:村山好明
代表村山好明

十日町市出身。高校卒業後、市内の呉服専門商店に入社し、営業部や商品部などを経験。その後、からむしの文化が根付く福島県昭和村で「からむし事業」を2年手伝う。「からむしや織物の歴史を知れば知るほど、奥深い魅力に引き込まれました」と、振り返る。これをきっかけに、十日町市で「からむし」に特化した会社を起業。からむしの栽培のみならず、衣類、生活雑貨、食品など多岐にわたる製品開発に情熱を注ぐ。「国内だけでなく海外にも、からむしの魅力を発信していきたい」と、力を込める。

店舗詳細

店舗名称 ネオ昭和
住所 新潟県十日町市伊達甲236